えすとえむ

From Wikipedia (Ja) - Reading time: 3 min


えすとえむ
職業 漫画家
活動期間 2006年 -
ジャンル 女性漫画
ボーイズラブ
テンプレートを表示

えすとえむは、日本漫画家

来歴・人物

[編集]

京都精華大学大学院修了[1]。2006年に『ショーが跳ねたら逢いましょう』でデビュー。『うどんの女』で「このマンガがすごい!2012オンナ編」第3位。当初はボーイズラブ誌を主に活動の場にしていたが、2020年現在、ジャンルの垣根を作らず創作活動を行っている。

学生時代の恩師[2]レイチェル・ソーンによる英訳版が北米で流通している。2008年、『ショーが跳ねたら逢いましょう』と『愚か者は赤を嫌う』はAurora Publishingから、『エイジ・コールド・ブルー』はNet Comicsからそれぞれ発行された。コミコン・インターナショナルにて『愚か者は赤を嫌う』が"best adult manga of the year"にノミネートされた[3]

オノ・ナツメと友人関係にあり、ともに酒好きである[4]

宝塚歌劇団のファンで、東京都在住であったが宝塚好きが高じ、2021年に兵庫県宝塚市に移住[5]。特に月組を贔屓にしていると公言している[6][7]

2021年8月11日から29日には、漫画家生活15周年を記念した初の企画展「FIESTA!!」が東京都のヴァニラ画廊で開催された[8]

作品リスト

[編集]
  • ショーが跳ねたら逢いましょう(2006年、東京漫画社)
  • エイジ・コールド・ブルー(2008年、東京漫画社)
  • 愚か者は赤を嫌う(2008年、宙出版
  • キネイン!(2009年、東京漫画社)
  • ULTRAS(2009年、東京漫画社)
  • 作品ナンバー20(2009年、リブレ出版
  • このたびは(2010年、祥伝社
  • はたらけ、ケンタウロス!(2011年、リブレ出版)
  • equus -エクウス-(2011年、祥伝社)
  • Golondrina ゴロンドリーナ(2011年 - 、月刊IKKI小学館、既刊5巻)
  • うどんの女(2011年[9] - 、『FEEL YOUNG』2011年1月号[10] - 2011年6月号[11]、2022年8月号[12] - 連載中、祥伝社、既刊3巻)
  • ハッピーエンドアパートメント(2011年、リブレ出版)
  • やがて、藍になる(2011年、東京漫画社)
  • クシュラル(2012年、祥伝社)
  • IPPO(2012年、集英社
  • その男、甘党につき(2013年、「ぽこぽこ」、太田出版[13][14]
  • エバーアフター(2014年、祥伝社)
  • いいね!光源氏くん(2015年 - 2021年、『FEEL YOUNG』2015年12月号 - 2021年5月号、祥伝社、全5巻) ※2020年テレビドラマ化[15][16]
  • CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常(2018年 - 、「コミックタタン」2018年[17] - 連載中、徳間書店
  • 王様の耳〜秘密のバーへようこそ〜(2021年 - 、『女性セブン』2021年18号[18] - 2024年17号[19]、小学館、既刊5巻)

装丁

[編集]
  • 越智月子「モンスターU子の嘘」(2012年、小学館)

脚注

[編集]
  1. ^ 大学院芸術研究科修了生 えすとえむさんの著書『いいね!光源氏くん』がテレビドラマ化”. 京都精華大学 (2019年12月27日). 2024年10月27日閲覧。
  2. ^ Matt Thorn's Blog Red Blinds the Foolish
  3. ^ Comic-Con: Best and Worst Manga of 2008-09
  4. ^ えすとえむ×オノ・ナツメ 対談”. コミックナタリー. 2018年7月7日閲覧。
  5. ^ “えすとえむが愛する宝塚歌劇の世界をCREAで語る、イラストも掲載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年9月7日). https://natalie.mu/comic/news/444164 2021年9月7日閲覧。 
  6. ^ @estem_info (2021年10月10日). "今日は「月組が好きだ」とただただ涙してた。". X(旧Twitter)より2024年4月14日閲覧
  7. ^ 望月リサ. “日本一美しい“沼”へようこそ! 漫画家えすとえむが語る宝塚歌劇の魅力”. CREA. 2024年4月14日閲覧。
  8. ^ “えすとえむがマンガ家生活15周年で初の企画展、原画や描き下ろし作品を展示”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年8月2日). https://natalie.mu/comic/news/439261 2021年8月2日閲覧。 
  9. ^ “えすとえむ、年の差ラブストーリー「うどんの女」明日発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年9月7日). https://natalie.mu/comic/news/56182 2022年7月9日閲覧。 
  10. ^ “信濃川日出雄、フィーヤンで結婚ドラマ描く新連載始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年12月8日). https://natalie.mu/comic/news/41726 2022年7月9日閲覧。 
  11. ^ “いくえみ綾がW不倫描く「あなたのことはそれほど」再登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年5月7日). https://natalie.mu/comic/news/49030 2022年7月9日閲覧。 
  12. ^ “「うどんの女」新たな主人公の続編がフィーヤンで、付録に「女の園の星」ステッカー”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年7月8日). https://natalie.mu/comic/news/484702 2022年7月9日閲覧。 
  13. ^ 『OTOME CONTINUE』にて連載ののち、ぽこぽこ(web連載)へ移植連載された。
  14. ^ 太田出版による作品紹介ページその男、甘党につき”. 太田出版. 2020年3月13日閲覧。
  15. ^ 「いいね!光源氏くん」NHKでドラマ化!千葉雄大がOL宅に居候する平安貴族に”. コミックナタリー (2019年12月25日). 2020年3月13日閲覧。
  16. ^ 千葉雄大×伊藤沙莉が繰り広げるラブコメディ 『いいね!光源氏くん』NHKよるドラ枠で放送”. Real Sound (2019年12月25日). 2020年2月12日閲覧。
  17. ^ “えすとえむ描く「シティーハンター」海坊主の日常など、新サイト・タタンで開始”. コミックナタリー. (2018年4月29日). https://natalie.mu/comic/news/280193 
  18. ^ “えすとえむが女性セブンで新連載、秘密を買い取るバーを舞台にしたオムニバス”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年5月7日). https://natalie.mu/comic/news/427268 2021年5月7日閲覧。 
  19. ^ 女性セブン 5/9・16合併号”. 小学館. 2024年10月27日閲覧。

外部リンク

[編集]

Licensed under CC BY-SA 3.0 | Source: https://ja.wikipedia.org/wiki/えすとえむ
3 views |
↧ Download this article as ZWI file
Encyclosphere.org EncycloReader is supported by the EncyclosphereKSF