まついえつこ

From Wikipedia (Ja) - Reading time: 1 min

まつい えつこ
生誕 (1981-08-16) 1981年8月16日(43歳)
出身地 日本の旗 日本 茨城県
学歴 東京音楽大学音楽学部 作曲指揮専攻 映画・放送音楽コース
ジャンル J-POP
職業 作曲家編曲家歌手、仮歌歌手、シンガーソングライター、エレキ琵琶奏者、ボイストレーナー
活動期間 2003年 -

まつい えつこ1981年8月16日 - )は、日本作曲家編曲家歌手エレキ琵琶奏者。茨城県那珂市(旧・瓜連町)出身。劇中音楽を数多く手がける一方、「茨城名物ロックンロール」などのオリジナル曲を作詞・作・編曲・歌唱するシンガーソングライターでもある。2008年より現在、故郷・茨城県那珂市の「那珂ふるさと大使」を務める。2010年よりボイストレーナーとしてボイスレッスンボーカルレッスンを本格始動。1回のレッスンでカラオケ精密採点100点を出す、2回のレッスンで「THEカラオケ★バトル」にて優勝、6回のレッスンで芸能事務所オーディション合格に導くなど短期間で結果を出す100点のとれるボイストレーナーとして メディアでもたびたび取り上げられている。体験レッスンを10校回っても選ばれる、指名率・生徒の定着率第1位のトレーナーである。平仮名表記の為「まついえいこ」と間違われることが多い。

プロフィール

[編集]

茨城県立佐和高等学校普通科から、東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲・指揮専攻、映画・放送音楽コース卒業。ピアノを加藤令子、地脇信行、ヴァイオリンを直井文代、作曲を羽田健太郎三枝成彰服部克久小六禮次郎堀井勝美難波弘之、後藤慶一、 北中正和、小崎光洋、大中有美、藤原豊に師事する。ピアノコードワークを宮城純子に師事する。エレキベースを鳴瀬喜博 、エレキギターを野呂一生に師事する。ボーカルを安保壬渡里に師事する。

伊福部昭が名誉所長である同大学付属民族音楽研究所にて、民族音楽学、インドネシア・ジャワ宮廷音楽ガムランを佐藤まり子に師事する。タブラ、シタール、ダラブッカを若林忠宏に師事する。薩摩琵琶を鶴田流・中川鶴女に師事。鶴女の逝去後、同鶴田流の吉永鶴奏に弟子入りし、2023年松井奏悦(まついそうえつ)を襲名。2007年からはエレキ琵琶での演奏も始める。国内での演奏会の他、ニューヨーク等海外でストリートライブを敢行。2023年7月7日、高校の先輩である男性と結婚したことを発表。

趣味

[編集]

ファミコン、落語鑑賞、キャベツ太郎、カラオケ(公式プロフィールより)

特技

[編集]

テレビゲーム(す〜ぱ〜ぷよぷよ全国大会出場)、おいしいみかん選び、知っている曲なら楽譜が無くてもピアノで弾ける、カラオケ精密採点DX-Gで100点を取ること、日本ほめ達検定2級、上級救命技能、日本野菜ソムリエ協会カレーマイスター取得。

来歴

[編集]

出生~高校2年生まで

[編集]

兄姉が習っていた影響で、4歳の時にピアノを習う。その後、現在に至るまで加藤令子に師事。7歳の時にヴァイオリンのレッスンもスタート。加藤令子の姉である直井文代に11年間師事。

高校2年の時に日本テレビ『ルックルックこんにちは』の名物コーナー「ドキュメント女ののど自慢」に母が応募。当初は乗り気でなかったものの、112名参加したオーディションに見事合格。「夏休み特別企画・花の女子高生大会」に出演。『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌「残酷な天使のテーゼ」を熱唱。B賞を獲得した。その時の快感が忘れられず、人前で歌うことの魅力に目覚め、後年の歌手活動につながっていく。

高校2年生~東京音楽大学卒業まで

[編集]

高校3年生の夏に東京音楽大学への進学を決意するも、初年度は不合格。翌2001年に再度受験し、今度は合格する。

大学では作曲を羽田健太郎三枝成彰服部克久小六禮次郎ら巨匠に師事。薩摩琵琶を中川鶴女に師事。伊福部昭により開設された東京音楽大学付属民族音楽研究所にて、インドネシアの宮廷音楽 ジャワガムランを佐藤まり子に師事。

大学1年の時に、名匠・石井輝男の遺作『盲獣vs一寸法師』の劇中歌の歌唱に参加。これが初の映画参加作品となる。

大学3年生の時には、「茅ヶ崎歌謡選手権大会(大岡越前祭)」に出演。劇場版『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌「魂のルフラン」を絶唱。優秀歌唱賞を受賞。

その頃、東映の『爆竜戦隊アバレンジャー』の劇中音楽の作・編曲を手伝った事が縁となり、以降、「スーパー戦隊シリーズ」の作・編曲、コーラス、楽器指導、サントラの楽曲解説等を手がける事になる。

大学4年生の時に故郷、茨城県那珂市木内酒造主催の「蔵楽乃会」に出演。その事が縁で、NHK水戸放送局に準レギュラー出演するようになる。同時に、ラジオのIBS茨城放送の番組にも度々ゲスト出演する。

同時に、ブロードバンド放送の番組auEZチャンネル『クイズ! 知ってど~する!?』等の作曲も担当。商業ベースでの活動が増えていく。

東京音楽大学卒業~現在

[編集]

卒業間際に、ヴァイオリニスト・川井郁子作曲の、テレビ東京水百景』のテーマ曲のアレンジを手伝う。 これを皮切りに、本格的にプロデビュー。以降、テレビ番組や映画の音楽を手がけていく。

特に、作詞を手がけたOVA版『スカイガールズ』のエンディングテーマ「Shooting star~願いを込めて~」(歌:後藤沙緒里)は、現在、カラオケの一曲に加えられている。また、作・編曲も手がけた深夜アニメ『セイントオクトーバー』のキャラクターソング「WARNING」(歌:小林ゆう)もカラオケに入っている。

2006年には、待望のファーストアルバム『茨城名物ロックンロール』をリリース。歌手としても本格的デビューを果たす。

このレコーディングでは、作詞、作曲、編曲、音源制作、歌だけでなく、コーラスも担当している。その際、スタジオエンジニアから「音程が良すぎてダブル(同じ音程で歌い、重ねてダビングする手法)に聴こえない」と言わしめた逸話が残っている。

2008年公開の秋山莉奈主演映画『バトルキャッツ! THE BATTLE CATS!』にて、映画音楽に本格的進出。主題歌「絶対無敵バトルキャッツ!」および副主題歌の作・編曲・歌唱、劇伴の作曲、さらには出演し、八面六臂の活躍を見せている。

仮歌歌手としても活動中。J-POP、演歌、アニメソング、CMソング、童謡など幅広いジャンルを担当。萌えアニメ風の声や、ドスのきいた声、セクシーボイス、幼児のような声など、用途によって使い分けるのが得意。

2013年より シャイニングボーカル教室池袋本校 のインストラクターを務める。

2014年5月より地元茨城県の「茨城をたべよう運動」応援ソング『いばたべ音頭〜僕もあなたもいばらき産さ〜』(作詞・作曲:マシコタツロウ)の歌手に選ばれ、地産地消のPR活動をしている。同年7月7日、オリジナル曲 JR水郡線全線開通80周年勝手に応援ソング『ボクの恋(ハート)は水郡線』を発表。

2016年5月よりプロミュージシャン集団「音の力 プロジェクト」発足。熊本地震チャリティーライブを展開。

2016年5月よりジャパン・ミュージックエンターテインメントの直営芸能スクールである、ジャパン・エンターテインメント・アカデミー(JEA) のボーカルインストラクターを務める。一般は高校生から年配層、芸能界ではタレントの卵からアイドル、声優、俳優らに絶大な信頼を置かれ、ボイストレーナーとしても人気講師になりつつある。

いばらきデジタルコンテンツ・ソフトウェア大賞2018デジタルミュージック部門にてチャイム曲『Start』が優秀賞を受賞。茨城県庁舎の始業・終業チャイムとして2019年2月より採用されている。

主な作品と活動

[編集]

テレビ、映画用劇中音楽等 作曲参加作品

[編集]

歌・コーラス・歌唱指導・楽器指導 参加作品

[編集]

楽曲提供

[編集]

作曲・編曲

[編集]
  • NHK水戸放送局いばらきわいわいスタジオテーマソング(2007年)
  • 小林ゆう『WARNING』(2007年)
  • さくらゆき『昴の彼方』、『砂の川』(2011年)
  • 舞台屋あい『あめざいく ゆめざいく』、『あめぴょん ゆめぴょん うまれたぴょん』(2011年)
  • 北川舞『天使のものかげ』、『LOVE&BATTLE』、『はたらくアリさん』(2013年)
  • pele『虹色の幸せ』、『たんぽぽ』(2023年)

編曲

[編集]
  • 茨城県那珂市市制施行5周年記念CD 市民の歌『輝く未来へ』、市民音頭『いいねなかなか』(2009年)
  • 全音楽譜出版社フレクトリック・ドラムス全音モデル「ふれあいどらむ」内蔵伴奏音源(2010年)
  • さくらゆき細川忠興公の妻・細川ガラシャ イメージソング『落花流水[要曖昧さ回避]』(2011年)作詞:遠野ゆき、作曲:石野竜三
  • 宮城県・仙台市 復興支援チャリティーソング『むすび丸 春夏秋冬』(2012年)作詞:千束北男、作曲:冬木透、歌:天地総子
  • 20世紀未来テデロス 主題歌『永遠のテデロス』(東急iTSCOMチャンネル)(2015年)作詞:ドンボルカン山口、作曲:渡辺宙明、歌:asfi、まついえつこ
  • 「決定版 懐かしのせんだいCM大百科」より『レインボーアタックエース』(2022年)作詞:松井久江、作曲:冬木透、歌:田中星児

ピアノアレンジ

[編集]

リットーミュージック音楽雑誌「PIANOSTYLE」

[編集]

ピアノアレンジ楽譜集

[編集]

コーラスアレンジ楽譜集

[編集]

テレビCM用劇伴等

[編集]

採譜

[編集]

主な出演等

[編集]
  • NHK総合首都圏ネットワーク」(2004年)
  • NHK FM「水戸アップデート」(2006年)
  • CDリリース記念ライブ「まついえつこはここにあり。」(2006年)
  • 東京トイフェスティバル(2006年)
  • NHK茨城県域地上デジタル放送いばらきわいわいスタジオ」(2007年)
  • ふるさと凱旋ライブ「まついえつこは水戸にいる。」(2007年)
  • 茨城県那珂市静峰ふるさと公園「八重桜まつり」(2007年~)
  • 楽器フェア(2007年)
  • 演歌競演 花吹雪コンサート(2008年)
  • 国民文化祭2008「なかひまわりフェスティバル」(2008年)
  • 東京国際アニメフェア(2009年)
  • 神奈川県横浜市「 EXCITING PORSCHE MEETING 2009」(2009年)
  • 栃木放送茨城放送IT's きたかん」(2010年)
  • TOKYO FM スペースディーバ「週刊メディア通信」(2010年)
  • 茨城県那珂市「東日本大震災復興支援八重桜チャリティーイベント」(2011年)
  • 長野県上田市「真田まつり」(2011年・2012年)
  • 岐阜県関ヶ原市「関ヶ原合戦祭」(2011年)
  • KBS京都ぽじポジたまご(2012年)
  • J:COM仙台キャベツ カラフルJタウン(2012年)
  • 新潟県長岡市寺泊文化センター ロビーコンサート(2013年)
  • USTREAM「カブキロックス氏神一番〈ウヂツボの牛ツボ〉」(2013年)
  • 茨城県水戸市「ねもスタ」(2013年)
  • 茨城県笠間市「茨城をたべよう収穫祭」(2013年・2014年)
  • いばキラTV(2014年)
  • USTREAM「茨城人応援バラエティー えつこのウシキン!」パーソナリティー(2014年)
  • NHK水戸放送局「44市町村 みんなで!いばらナイト!」(2014年)
  • 水戸黄門まつり(2014年)
  • エフエム佐久平「JEWEL BOX KDC」(2014年・2016年)
  • 茨城放送「HAPPYパンチ!」(2014年)
  • JR水郡線営業所まつり(2014年)
  • 千鳥會(2015年)
  • 茨城放送「まついえつこの休憩しちゃえば?」パーソナリティー(2015年)
  • NHK総合 ドラマ「ちゃんぽん食べたか」(2015年)
  • ばぁちゃんの唄コンサート(2015年)
  • レインボータウンFM「Emotional Beat 姫ラジ」パーソナリティー (2015年)
  • 日本テレビ ドラマ「偽装の夫婦」(2015年)
  • 熊本地震チャリティーコンサート(2016年)
  • フジテレビ「バイキング」(2016年)
  • がたふぇす アニソンカラオケバトル(ゲスト審査員)(2016年)
  • 第二回 水戸黄門漫遊マラソン 前夜祭(2017年)
  • DAM★とも祭り2018(2018年)
  • 日本特撮ファンクラブG 緯度0大作戦(2019年)
  • 明利酒類 第23回蔵開き(2019年)
  • 夕暮れモーモー(2019年)
  • 東京カラオケまつり 浜松町大会・江戸川大会(審査員)(2019年)
  • 舞台屋あい 舞台芸術フェスティバル舞台屋文化祭2020(2020年)
  • NHK Eテレ天才てれびくんYOU 」『Lemonを上手に歌って王子のきげんを直せ!』ボイストレーニングの達人(2019年)
  • 舞台屋あい 舞台芸術フェスティバル舞台屋文化祭2020(2020年)
  • フジテレビ林修のニッポンドリル」『歌姫最強番付ベスト15』(2020年)
  • 新東京カラオケグランプリ2021オンライン大会(審査員)(2021年)
  • フジテレビ「トレスギJO1」絶対音感の指導(2021年)
  • FMだいご77.5MHz「JR水郡線運転再開記念特番~おかえりなさい水郡線~」(2021年)
  • 新東京カラオケグランプリ2022 オフライン大会、オンライン大会(審査員)(2022年)
  • 舞台屋あい 第23回公演 夜桜ぽろりシリーズ『陰謀花嵐』(夜桜ぽろり役)(2022年)
  • 新東京カラオケグランプリ2023 オフライン大会、オンライン大会(審査員)(2023年)
  • Kakuyoh-kai Autumn(2023年)
  • Kakuyoh-kai Winter(2023年)
  • 第四回 琵琶の會 時分の花 吉永鶴奏(kakuyoh-kaiメンバーとして合奏で出演)(2024年)
  • 回帰線ライブ まついえつこ琵琶の会 第二弾(2024年)
  • 舞台屋あい 第24回公演 夜桜ぽろりシリーズ『エピローグ』(夜桜ぽろり役)(2024年)
  • さんペンの輪Special Live 薩摩琵琶を愉しむ会 松井奏悦(2024年)
  • kakuyoh-kai Spring(2024年)

掲載

[編集]

オリジナルCD

[編集]
  • 『茨城名物ロックンロール』(作詞・作曲・編曲・歌)(2006年)
    発売元:Cross Star
    販売 SaintPromotion-MUSIC
  • 映画「御茶漬海苔の惨劇館」主題歌『あぁ御茶漬の唄』(作曲・編曲・歌)(2010年)
    発売元:Cross Star
    販売 SaintPromotion-MUSIC
  • 『De less ke(デ•レス•ケ)』(作詞・作曲・編曲・歌)(2013年)
    発売元•販売:Peridot music
  • 『ボクの恋(ハート)は水郡線』(作詞・作曲・編曲・歌)(2014年)
    発売元•販売:Peridot music
  • 『ばぁちゃんの唄』(作詞・作曲・歌:まついえつこ、補作詞:今瀬剛一、編曲:山下康介)(2014年)
    発売元•販売:Peridot music

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]

Licensed under CC BY-SA 3.0 | Source: https://ja.wikipedia.org/wiki/まついえつこ
11 views | Status: cached on November 23 2024 15:37:48
↧ Download this article as ZWI file
Encyclosphere.org EncycloReader is supported by the EncyclosphereKSF