セントルイス・ワシントン大学

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Washington University in St. Louis
ラテン語: Universitatis Washingtonianae
旧称 Eliot Seminary, Washington Institute
モットー Per veritatem vis
(真実を通じた力)
種別 私立大学セメスター
設立年 1853年2月22日
資金 ~77億ドル
総長 アンドリュー D. マーチン (Andrew D. Martin
教員数
3,054
学部生 6,223名
大学院生 6,067名[1]
その他の学生
1,227名 (聴講生[1]
所在地 アメリカ合衆国
ミズーリ州アメリカ合衆国の旗 セントルイス
キャンパス 都市部、都市近郊部
2,227 エーカー (9.01 km²)
ダンフォース・キャンパス(メインキャンパス) (Danforth Campus, 169エーカー (0.7 km2)
メディカル・センター, 59 エーカー
タイソン研究所 (Tyson Research Area, 2,000エーカー (8 km2)
交通機関 スキンカー駅 (Skinker (St. Louis MetroLink)
ユニバーシティシティ=ビッグベンド駅 (University City-Big Bend (St. Louis MetroLink)
スクールカラー Red and Green[2]    
運動競技 NCAA Division III UAA
18 varsity teams
マスコット
公式サイト www.wustl.edu
テンプレートを表示
Francis Gate
Liggett Koenig Hall
Student dormitory complex
セントルイス・ワシントン大学医学部(WUSM)
セントルイス・ワシントン大学ロースクール(WashU Law)
ブラウン・スクール(Brown School: 社会福祉大学院)
オーリン・ビジネス・スクール(Olin: 経営大学院)

セントルイス・ワシントン大学(セントルイス・ワシントンだいがく、:Washington University in St. Louis、略称WashU/WUSTL)は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス郡に本部を置く私立大学。別名「ワシントン大学セントルイス」。医学大学院セントルイス・ワシントン大学医学部(WUSM)は、全米TOP10前後で名高い。ロースクールセントルイス・ワシントン大学ロースクール(WashU Law)も全米TOP20で評価は高く、社会科学/社会政策分野のブラウン・スクール(Brown School)と経営大学院MBA提供校)のオーリン・ビジネス・スクール(Olin)は、全米TOP30前後となっている。

1853年創立。大きく7つの研究科(schools)によって構成される。全米でトップレベルとされる教育機関のひとつで、ヒドゥン・アイビー (アイビー・リーグレベルだが知名度に劣る大学の総称)に数えられる。毎年更新される全米大学ランキングでは常にトップ20位(2022年は全米14位)にランクしている。

学問分野別にみると、医学薬学経済学マクロ経済学)、建築学社会福祉学が有名で、医学・薬学や経済学を中心に関係者から26名のノーベル賞受賞者を輩出している(2023年現在)[3]。特にメディカル・スクール(医科大学院)はその業績において世界的な知名度を誇っており、本学のノーベル賞受賞者の大半を輩出している[3]

教育面では「中西部のアイビー」と自負するほどの難関校であり、2019年度のUSニューズ&ワールド・レポート誌によると、セントルイス・ワシントン大学の合格率は14%、SATの平均点数はアイビー・リーグに匹敵する高いスコアであった[4]

2006年度には連邦政府から4億3400万ドルの研究基金を受け、全米で7番目に寄付金の多い大学としてランクされている。

設立当初はエリオット・セミナリー(Eliot Seminary)と呼ばれていたが、アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンにちなみ、1854年にワシントン・インスティテュート(Washington Institute)、1856年に現校名(Washington University)に変更された。ワシントン州シアトルにある州立のワシントン大学や同州プルマンにあるワシントン州立大学との所在地における混同を避けるため、1976年に評議委員会によって「in St. Louis」がつけ加えられた。なお、本学を日本語で「ワシントン大学セントルイス校」と表記することがみられるが、本学はワシントン州のワシントン大学の分校ではないことに加え、本学自身もセントルイス以外に分校を有していないため、こうした日本語表現は適切とは言えない。

沿革

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1853年に設立されたこの大学は、当初倉庫街の中心にあったが、1900年に開発中であった現在の場所に移動することを決定した。

近年では、1992年、2000年、2004年、続いて2008年に大統領、また副大統領候補の討論会の会場として選ばれている。[5]

キャンパス

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主要なキャンパスは、セントルイス市郊外にあるフォレスト・パークの東西に立地し、西側にメインキャンパスであるダンフォース・キャンパス、東側にメディカル・スクールのキャンパスがある。このほか、ダンフォース・キャンパス近辺に北キャンパスと西キャンパス、ダンフォース・キャンパスから南西に20マイルほど離れた場所にタイソン・リサーチ・センターを有する。

ダンフォース・キャンパス

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本学のメインキャンパスであり、医学・薬学を除いた大半の学部が当キャンパス内に拠点を構えている。当キャンパスの大部分はセントルイス市の西側に隣接するセントルイス郡に属する。

セントルイス大都市圏の中心から15マイルほどの近さであるにもかかわらず、隣接するフォレスト・パークと共に自然豊かな環境である。キャンパス内の建物はゴシック様式で統一され、青々とした芝生とも合わさって景観が美しいことで有名であり、「全米で最も美しいキャンパス」のうちのひとつに選ばれている。[6] キャンパスの玄関とも言うべき建物はブルッキングズ・ホールと呼ばれ、1904年セントルイス万国博覧会に使われた建物を移設したものである。また、キャンパス内にあるフランシス・フィールドは、1904年のセントルイス五輪のメイン競技場として利用された。

キャンパスの北西端と北東端にはそれぞれが設置されており、後述のメディカル・キャンパスとの間をセントルイス都市圏の主要地下鉄であるメトロリンク英語版で往来できる。

キャンパス内には世界的な建築家でセントルイス・ワシントン大学で教鞭を取ったこともある槇文彦が手がけたスタインバーグ・ホール、サム・フォックス・アート・センターがある。また、ダンフォース・キャンパスからフォーサイス通りを挟んだ南側には「サウス40」と呼ばれる学生寮街が広がる。

メディカル・キャンパス

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医学・薬学部が拠点を構えるキャンパスであり、セントルイス市の西端の繁華街であるセントラル・ウェスト・エンドという地区に立地している。メディカル・キャンパス内には

といった附属医療機関が立地しており、こうしたメディカルセンターの規模は全米でも屈指の大きさである。

メディカル・キャンパス内にはメトロリンクのセントラル・ウェスト・エンド駅が立地しており、ダンフォース・キャンパスとの間を地下鉄を利用して10分程度で移動可能である。

北キャンパス、西キャンパス

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主に大学の運営機関が所属するキャンパスである。

北キャンパスは、ダンフォース・キャンパスから北東に約1マイルの距離に位置する。同キャンパスには、大学運営の不動産部門や会計部門、交通機関部門、ネットワークテクノロジー部門等が入居している。また、舞台芸術学部用の倉庫もある。 長期間のリノベーションが続いていて、2007年には食堂が、2010年にはファミリーラーニングセンターが完成した。

西キャンパスは、ダンフォース・キャンパスから西に約1マイルの距離に位置する。元々デパートだった建物を1990年にセントルイス・ワシントン大学が買い取り、大学運営機関用のキャンパスとした。地下には図書館と会議室が、1階は一般の商業施設、2階から上には同窓部門、情報システム部門やその他運営機関がある。また、2階には音楽リハーサル室もある。

北キャンパスの近辺にはデルマー・ループ駅、西キャンパスの近辺にはフォーサイス駅が立地しており、ダンフォース・キャンパスやメディカル・キャンパスからのアクセスも容易である。

タイソン・リサーチ・センター

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タイソン・リサーチ・センターは、ダンフォース・キャンパスから南西に20マイルほど離れた場所に位置する。809ヘクタールを擁する研究用フィールドで、主に生物学研究に用いられている。

教育組織

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College/school founding
College/school Year founded

College of Arts & Sciences 1853
School of Engineering 1854
School of Law 1867
College of Art 1879
School of Medicine 1891
College of Architecture 1910
en:Olin Business School 1917
Graduate School of Arts & Sciences 1922
George Warren Brown School of Social Work 1925
University College 1931
en:Sam Fox School of Design & Visual Arts 2005

文理科学(Arts & Science)

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文理科学は、学部(College of Arts & Sciences)、大学院(Graduate School of Arts & Sciences)、ユニバーシティ・カレッジ(University College in Arts & Sciences)の3つの部門から成り立っている。

各部門はそれぞれ40以上の学科・プログラムを有しており、これらは自然科学数学生物学等)、社会科学経済学法学等)、人文科学文学哲学等)の多くの分野をカバーしている。[7] また、提供される外国語のコースも多い(アラビア語ヘブライ語スペイン語ドイツ語フランス語スワヒリ語中国語日本語韓国語ロシア語ギリシャ語イタリア語ヒンディー語ポルトガル語ラテン語スウェーデン語ベトナム語チェコ語)。そのため、教員学生を合わせた総人数でみると、学内で最大の研究科(school)となっている(教員705名、学部生4,592名、大学院生2,117名 [2023年])。[8]

文理科学からは、1927年にアーサー・コンプトンノーベル物理学賞を受賞したほか、1993年にダグラス・ノースノーベル経済学賞を受賞している。

オーリン・ビジネススクール(Olin Business School)

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1917年に学部生向けの商学ファイナンス研究科(School of Commerce and Finance)として設立されたのち、1950年から経営学修士号(MBA)、1958年からは博士号のプログラムを導入した。その後、1988年には、起業家でセントルイス・ワシントン大学に多額の寄付したジョン・M・オーリンの名を冠した「オーリン・ビジネススクール」へと改称した。[9]

現在では、経営学金融工学会計学の分野における修士号や博士号のプログラムを提供している。とくにエクゼキュティブMBAプログラムについては、2002年からは中国復旦大学と合同のプログラム(Executive MBA Shanghai)を拡充したほか、現在はインドインド工科大学と合同のプログラム(Executive MBA Munbai)も提供している。

オーリン・ビジネススクールには16,000人を超す同窓ネットワークがあり、2004年には2億1300万ドルの寄付金を受けていて、年平均での寄付金は1200万ドルである。

2022年にはフィリップ・ディビッグノーベル経済学賞を受賞(ダグラス・W・ダイヤモンドおよびベン・バーナンキとの共同受賞)した。

芸術・建築(Sam Fox School of Design & Visual Arts)

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サム・フォックス視聴芸術学郡は芸術学部と建築学部が合体して2005年に設立され、以下の学部が所属している。

建築学は4年制の理系建築学士と文系建築学士と共に、学部、大学院合同の6年制(本来建築学修士は7年)建築修士プログラムを提供している。建築・都市デザイン修士プログラムは2012年度のデザイン・インテリジェンス誌によるランキングにて4位にランクされている。

  • 修士課程ではMArch/ Master of Architecture(建築修士、2/2.5/3.5年)、MUD/ Master of Urban Design(都市計画修士、1/1.5年)、MLA/ Master of Landscape Architecture(ランドスケープアーキテクチュア修士、2年)の取得が可能である。複数の修士やMCM(建設マネジメント修士)、MSW(社会福祉修士)、MBA等の複数学位取得が可能である。(デュアル、トリプルディグリー制度)
  • 1学期又は夏の3ヶ月を海外の大学で単位取得が可能なスタディー・アブロード制度が盛んである。2010年度の前期(秋)はソウルかバルセロナ、後期(春)はヘルシンキ、夏期はブエノスアイレスである。
  • 90%の生徒が奨学金をもらっている。奨学金の平均額は$11,541。[10]
  • 留学生の割合は9%。
  • 2011年秋には1,422人の受験者に対して106人が合格(7.5%)している。

芸術学は芸術学士と芸術学修士を提供しており、1/3の生徒が他学部とのダブルメジャー、もしくはマイナーとして専攻している。芸術学修士プログラムはUSニューズ&ワールド・レポート誌にて15位にランクされている。

工学(School of Engineering)

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工学部は全米で43位にランクされており、特に生物医学工学では10位にランクされている。工学部には以下の学科が含まれる。

  • 生物医学工学
  • コンピューター・サイエンス
  • 電気・システム工学
  • エネルギー・環境・化学工学
  • 機械工学
  • 材料科学

法学(School of Law)

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他学部との様々なジョイントプログラムが盛んで、経営修士、人文科学修士、医学部と社会福祉学修士とのジョイントプログラムを提供している。また、資産法、税法、外国法律、司法、司法博士等のプログラムがある。 法科大学院は全米で18位にランクされている。

医学(School of Medicine)

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医学大学院は研究や臨床の分野で世界的に知名度が高く、全米で最も入学の難しい医学大学院として知られている。2021年のUSニュース誌の全米医学大学院ランキングでは11位となっている。療法学が有名であり、理学療法の分野では全米2位に、作業療法では全米1位タイにランクされている。最近はゲノム・センターがヒトゲノム計画にて中心的な役割を果たしており、解析のうち25%程に貢献している。

  • 研究・起業家志向の医学課程の学生が集まることがセントルイス・ワシントン大学の特徴である。そのため、患者を診る臨床医の課程(Pre-medical education)よりも研究課程である生物医学工学の人気が高い。
  • セントルイス・ワシントン大学は創立当初から高度な専門教育を学部課程から提供することを教育目標として掲げていたことから、現在でも学部課程から高度で専門的な医学教育が提供される。こうした点は、学部課程でのリベラル・アーツ教育を重視する大学(例えばハーバード大学スタンフォード大学等)とは対照的である。そのため、とくに医学研究者を志望する学生の中には、学部は医学教育が充実したセントルイス・ワシントン大学に進学し、大学院からハーバード大学スタンフォード大学等に進学する学生も少なくない。

社会福祉(George Warren Brown School of Social Work)

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ブラウン社会福祉大学院(ブラウン・スクール)は、現在全米2位にランクされている。文理科学(Arts&Science)や医学(School of Medicine)等と合同で博士号も提供している。卒業後は介護福祉分野よりも国連ユニセフ等の社会福祉団体に所属する事が多い。

図書館・美術館

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オーリン・ライブラリー
ミルドレッド・レーン・ケンパー美術館

図書館

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大学の図書システムは14の図書館によって編成され、蔵書数420万冊を超え、ミズーリ州内で最大規模を誇る。[11] このシステムの中心となるのが、ダンフォース・キャンパスに位置するオリン・ライブラリーである。他の図書館は、基本的に各学部・研究施設に併設されている。

  • Kranzberg Art & Architecture Library
  • Biology Library
  • Business Library
  • Chemistry Library
  • East Asian Library
  • Law Library
  • Mathematics Library
  • Medical Library (Becker)
  • Music Library
  • Physics Library
  • Social Work Library
  • Special Collections & Archives
  • West Campus Library

美術館

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1881年に設立されたミルドレッド・レーン・ケンパー美術館は、教育プログラムを提供する美術館で、アメリカ合衆国最古を誇る、ミシシッピ川東側で最初に設立された美術館である[12]。コレクションは19世紀、20世紀、21世紀のアメリカとヨーロッパの芸術家の作品を所蔵する。また、この美術館はニューマン貨幣展示館を併設している。2006年10月、ケンパー美術館はスタインバーグ・ホールから移され、サム・フォックス視覚芸術学部の他の施設と共に、世界的に有名な建築家である槇文彦によって一新された。槇は1959年当時、スタインバーグ・ホールを設計しており、約40年後、新たにケンパー美術館を含む複合施設の設計を行ったことになる。

大学の特色

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大学ランキング
ランキング #

USニューズ&ワールド・レポート (全米) 16
世界大学学術ランキング(世界ランク) 30
USニューズ&ワールド・レポート (医科大学院) 11
USニューズ&ワールド・レポート (法科大学院) 18
USニューズ&ワールド・レポート (社会福祉大学院) 2
USニューズ&ワールド・レポート (芸術大学院) 15
USニューズ&ワールド・レポート (工科大学院) 46
USニューズ&ワールド・レポート (経営学大学院) 36
ビジネスウィーク (経営学大学院) 14
デザイン・インテリジェンス (建築・都市デザイン) 4
ザ・サイエンティスト (博士研究員) 38

ランキングと評価

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セントルイス・ワシントン大学は、2021年度のUSニューズ&ワールド・レポート誌による全米大学ランキングにおいて、学部プログラムで全米16位にランクしている。大学院は、医科大学院が11位に、社会福祉大学院が2位に、法科大学院が16にランクされている。また、建築・都市デザイン大学院はデザイン・インテリジェンス誌による2012年度建築学ランキングでは4位にランクされている。

2011年度には、1,500人の定員に対して28,823人の願書を提出した。90%以上の新入生が高校にてトップ10の成績を持っていた。2019年合格率は14%であった。

2019年度のUSニューズ&ワールド・レポート誌によると、セントルイス・ワシントン大学のSATの平均点数はアイビー・リーグのいくつかの大学の平均点数よりも高い。[4]

スポーツ

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セントルイス・ワシントン大学のスポーツチーム名はベアーズで、NCAA Division IIIに所属している。

ベアーズは18度、NCAA Division IIIで優勝を獲得している。 

  • 女子バレーボール(1989, 1991–1996, 2003, 2007, 2009
  • 女子バスケットボール(1998–2001、2010)
  • 男子バスケットボール(2008、2009)
  • 男子テニスチーム(2008)

サッカーフットボール陸上チームのホームグラウンドであるフランシス・フィールドは、1904年夏季オリンピックの開催地でもある。

卒業生

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  • USニューズ&ワールド・レポート誌による大学ランキングで、「卒業生の年収が最も多い大学」の1校として評価されている。

生活

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  • セントルイスエリアは、アメリカ国内の他の都市部に比べて家賃が非常に安い(1LDK相当で1,000ドル程度 [2023年現在])。[13] 学部生は学生寮が利用できるほか、教員および大学院生は大学が所有するアパート(Quadrangle)を利用できる。
  • 午後6時から午前4時まで30分おきに、ダンフォース・キャンパスから自宅までシャトルバスで送るCampus2Homeというサービスが行われている。キャンパス内の乗り場は、スチューデント・センター前とブルッキングズ・ホール前。
  • 学生はU-Passと呼ばれる定期券が提供され、セントルイスエリアを走る地下鉄(メトロリンク)と主要バスを無料で利用できる。

日本との関連

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  • 日本人は総学生数に対し0.02%に過ぎない。2008年度は、全学部・大学院を含んでも、総日本人学生数は20-30人程度であった。そのうちの半分以上がビジネススクールの学生で占められる[15]
  • 東京大学が唯一、全学レベルの交流協定を結んでいる[16]。その他、限定された協定では、早稲田大学筑波大学などが挙げられる[17][18]

著名な卒業生

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人文学

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  • ファニー・ハースト (1909年)、作家、社会活動家
  • ジョン・ガードナー小説家
  • A・E・ホッチナー (BA 1940, JD 1941年)、劇作家
  • ジョゼフィン・ウィンスロウ・ジョンソン、ピューリッツァー賞 - 作家部門受賞
  • マックス・ラーナー (MA 1925年)、知識人、作家
  • ハロルド・ライミス (BA 1966年)、俳優、脚本家、映画監督
  • Charles Van Ravenswaay (BA 1933年、MA 1934年)、歴史家
  • ユージーン・B・レッドモンド (MA 1966年)、詩人、評論家、公民権運動家
  • エイブラム・L・サッカー (BA, MA)、歴史家、初代ブランダイス大学学長
  • テネシー・ウィリアムズ (在籍 1936年 - 37年)、劇作家
  • オリー・ウィルソン (BA 1959年)、作曲家
  • ジョージ・ジマー (BA 1970年)、founder of Men's Wearhouse
  • ヘンリー・ハンプトン (BA 1961年)、映画プロデューサー ("Eyes on the Prize")
  • オリヴァー・ネルソン (在籍 1954年 - 7年)、ジャズ演奏家及び作曲家
  • J・D・パラン (MA 1971年)、ジャズ演奏家
  • メアリー・ウィックス (1930年)、舞台女優、映画女優
  • ピーター・サースガード、俳優

芸術・デザイン

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ビジネス

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政治・法律・社会

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医学

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理学

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  • Sol Spiegelman (PhD 1944年)、分子生物学者
  • 伍法岳 物理学者
  • 森郁恵 分子生物学者

写真

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脚注

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  1. ^ a b Enrollments, degrees, and admissions”. FACTS 2007. 2008年5月12日閲覧。
  2. ^ Washington University in St. Louis New Logotype”. Washington University in St. Louis: University Libraries. 2008年5月12日閲覧。
  3. ^ a b Nobel Prize Winners” (英語). Washington University in St. Louis. 2023年5月12日閲覧。
  4. ^ a b 上位10位のセンター試験の平均点数の米国大学”. 6/13/2020閲覧。
  5. ^ http://news-info.wustl.edu/news/page/normal/11937.html
  6. ^ Washington University in St. Louis - The Princeton Review College Rankings & Reviews”. www.princetonreview.com. 2023年5月12日閲覧。
  7. ^ Studies, Office of Graduate (2017年2月15日). “Degrees and Programs” (英語). Office of Graduate Studies. 2023年5月12日閲覧。
  8. ^ University Facts” (英語). Washington University in St. Louis. 2023年5月12日閲覧。
  9. ^ Our Mission | WashU Olin Business School”. olin.wustl.edu. 2023年5月12日閲覧。
  10. ^ http://www.archschools.org/guide_search/view.aspx?OrganizationID=20623&UnivIds=20432%2c20437%2c20468%2c20471%2c20489%2c20493%2c20499%2c20501%2c20512%2c20539%2c20579%2c20614%2c20619%2c20622%2c20623&origin=results&QS=%27&textfield_search=washington+university&union=OR&viewby=50&startrec=1&top_parent=230
  11. ^ http://library.wustl.edu
  12. ^ http://kemperartmuseum.wustl.edu/about_general.html
  13. ^ Apartments.com: Apartments and Homes for Rent” (英語). Apartments.com. 2023年5月12日閲覧。
  14. ^ http://parking.wustl.edu/wecar.htm
  15. ^ http://students.olin.wustl.edu/orgs/oja/
  16. ^ http://mcdonnell.wustl.edu/partners.htm
  17. ^ https://www.waseda.jp/cie/studyabroad/2006haken_map/usa/list_usa.html
  18. ^ http://www.tsukuba.ac.jp/global/agreement.html

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]

Licensed under CC BY-SA 3.0 | Source: https://ja.wikipedia.org/wiki/セントルイス・ワシントン大学
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