ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク | |
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国 | 日本 |
所在地 | 北海道勇払郡安平町 |
座標 | 北緯42度43分10秒 東経141度47分32秒 / 北緯42.71944度 東経141.79222度座標: 北緯42度43分10秒 東経141度47分32秒 / 北緯42.71944度 東経141.79222度 |
現況 | 運転中 |
着工 | 2013年[1] |
運転開始 | 2015年[2] |
事業主体 | 苫東安平ソーラーパーク |
運営者 | 東芝エネルギーシステムズ |
建設者 | 東芝[3] |
太陽発電所 | |
パネル数 | 444,024枚 |
陸地面積 | 約166ヘクタール[4] |
発電量 | |
最大出力 | 約111メガワット(約111,000キロワット)[4] |
正味年間発電量 | 約108,014メガワット時(約108,014,000キロワット時)[4] |
ウェブサイト ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク |
ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2 | |
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国 | 日本 |
所在地 | 北海道勇払郡安平町 |
現況 | 運転中 |
着工 | 2017年 |
運転開始 | 2020年[5] |
事業主体 | 苫東安平ソーラーパーク2[6] |
運営者 | 東芝エネルギーシステムズ[6] |
建設者 | 東芝、東芝三菱電機産業システム[6] |
太陽発電所 | |
パネル数 | 195,840枚[6] |
陸地面積 | 約90ヘクタール |
発電量 | |
最大出力 | 約64.6メガワット(約64,600キロワット) |
正味年間発電量 | 約71,477メガワット時(約71,477,000キロワット時) |
ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク(ソフトバンクとまとうあびらソーラーパーク)は、北海道勇払郡安平町にある太陽光発電所。この項目では、ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2についても記載している。
ソフトバンク苫東安平ソーラーパークは、ソフトバンクグループのSBエナジーと三井物産による共同事業であり、双方50 %ずつ出資して設立した「苫東安平ソーラーパーク」が運営している。第三セクター「苫東」の所有地を賃借(一部取得)している[7]。総出力は日本国内最大級となる約111 MW (111,000 kW)であり、一般家庭の年間消費量約30,000世帯分の電力を発電する[8]。全量を北海道電力に売電している[9]。
安平川を挟んだ対岸にはソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2があり、SBエナジーと三菱HCキャピタルによる共同事業であり、双方50 %ずつ出資して設立した「苫東安平ソーラーパーク」が運営している。蓄電池を併設した太陽光発電所としては日本国内最大規模であり[10][11]、一般家庭の年間消費量約19,800世帯分の電力を発電する。
ソフトバンク苫東安平ソーラーパークは、444,024枚の東芝製ソーラーパネルを設置しており[12]、10,572台の架台で支えている[13]。パワーコンディショナーは79基ある[13]。ソーラーパネルの角度30度、高さは最も低い所で地上1 mで取り付けている[14]。ソフトバンク苫東安平ソーラーパークでは14枚のソーラーパネルを繋いて1つのグループとしており、12グループ(ソーラーパネル168枚)分を1つの接続箱に集めている[14]。この接続箱4箱分を1つの集積箱に集め、さらに集積箱8箱分をパワーコンディショナーに集めている[14]。変電所では66,000 V (66 kV)に昇圧して北海道電力の鉄塔に送っている[15]。
ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2も東芝製のソーラーパネルを設置しているほか、蓄電池容量約19,000キロワット (19 MW)のリチウム (Li)イオン電池を併設している。また、東芝三菱電機産業システム (TMEIC; 本社: 東京都中央区) 製の制御システムを導入し、ソーラー出力と蓄電池の充放電を統合制御している[16]。