ヤマハ・ミュージック・クエスト(Yamaha Music Quest)は、かつてヤマハ音楽振興会の主催で行われていたポップス、ロック主体のアマチュア・ミュージシャンの音楽コンテスト[1]。現在はヤマハ独自で歌手、ミュージシャンを発掘するオーディションシステムの総称である。MQの略称でも呼ばれる。
音楽ジャンルや演奏形態にとらわれないアマチュア・ミュージシャンのためのショーケースとして、1992年から1996年まで、全5回開催された。世界大会が3回行われ、会場は『ヤマハポピュラーソングコンテスト』と同じくヤマハリゾートつま恋内のエキシビションホールであった。1995年からは日本大会もつま恋で行われるようになっている。この模様はNHK衛星第2テレビジョンと、ニッポン放送のラジオ番組(『ぽっぷん王国ミュージックスタジアム』)中で放送も行われていた。
従来の音楽コンテストにはなかった「ディレクティングシステム」を導入し、コンテスト本番に至るまでの過程において参加者への音楽支援という側面を強化した。
1997年よりコンテストはなくなり、アマチュア・ミュージシャンを育成するオーディション形式に移行している。
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