地打ち(じうち)とは、和太鼓奏法の一般用語で「裏打ち」、地域によっては「小打ち」「小桴(バチ)」「小バイ」などとも言われている。
- 主に北陸地方を始めとした日本海側の一部、八丈島、大東諸島に見られるような、和太鼓を二人一組で打つ「個人打ち」の際によく用いられる。
- 曲演奏の際の指揮者的な大変重要なポジションにあり、ベースとなる一定のリズム(伴奏)を乱さずに打ち続ける。
- 地打ちに合わせた演奏者(打ち込み・表打ち・本打ち)の技量や演奏構成を常に感じ取る必要があり、それによって演奏者をより一層引き立てる。
- 地打ちの上手下手次第で、演奏の流れや演奏者の太鼓を狂わせてしまう。