浜マーケット(はまマーケット)は、神奈川県横浜市磯子区にある商店街[1]。運営は磯子商店街商業協同組合。
磯子区の中で北部に位置する久木町にあり、南側には磯子警察署、磯子消防署や横浜銀行磯子支店などの古くからの官庁等があり、北側には吉野町や南太田などの南区の町が広がる。
南側の出口を出ると、目の前に国道16号が通っている。
1945年(昭和20年)戦時中に戦車が通れるように造られ、そのまま空地になっていた疎開道路の一部分、約11メートルの道に、1.8メートルほどの店が片側5・6軒、全部で10軒ほど並んだのが、浜マーケットの始まりである。
始めはゴザを敷いた上に野菜や乾物を並べるだけだったが、そのうちみかん箱を置くようになるなどして、少しずつ今の姿に近づいて行った。そして、1954年(昭和29年)になって、今のようなアーケードの商店街が出来上がった。
そして、横浜市電の浜停留所前から次第に磯子小学校の方面へ延びていき、当時は本牧や間門、杉田や岡村から市電に乗って多くの来客があり、大変な賑わいだったという[2]。
青果店や、鮮魚、精肉店や、菓子店など、約20店ほどの店がある。