COCK ROACH | |
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出身地 | 日本 茨城県水戸市 |
ジャンル | |
活動期間 |
1996年 - 2005年 2018年 - |
レーベル | 黒虫芸術 |
公式サイト | COCK ROACH OFFICIAL WEB SITE |
メンバー |
遠藤仁平(唄) 本田祐也(四弦) 本多直樹(太鼓) 海老沢宏克(六弦) 浪川芳和(六弦) |
旧メンバー |
杉浦哲郎(六弦) 加藤拓也(六弦) 前沢塁(太鼓) |
COCK ROACH(コックローチ)は、男性5人によって構成される日本のインディーズロックバンド。自主レーベルである黒虫芸術に所属。1996年に結成、2005年に解散した。2018年6月に再結成を発表。
1996年に遠藤、本田、大久保、前沢の4人によって結成。翌年1997年冬に大久保が脱退し、1998年に杉浦が後任として加入。地元のコミュニティFMでは、デモテープが多くのリクエストを集め、チャートの上位にランクインした。3rdデモテープ「唯 生きるため」は実売4000本以上を記録した。2001年4月、1stアルバム『虫の夢死と無死の虫』リリース。同年7月にはフジ・ロック・フェスティバルにも出演した。
2002年10月2ndアルバム『赤き生命欲』、DVD『ゴキブリ映像録』をリリース後、約1年間にわたってライブ活動を休止するが、2004年6月に新メンバーに加藤を加え5人編成となり再開。8月にライブ会場・通販限定でのシングル「記憶の水殿」、10月には3rdアルバム『青く丸い星に生まれて』をリリースした。11月にライブツアー『静かなる虫達の夜奏』のファイナルが吉祥寺STAR PINE'S CAFEにて行われた。
2005年9月3日、水戸ライトハウスで行われたラストライブ『静かなる虫達の別れ -褐色の流星群9.3-』にてバンドは解散された。後の12月にその模様を収録したDVD作品『静かなる虫達の別れ』をリリースした。翌年春にリリースされたラストシングル「ユリイカ」をもって作品の発表も終了した。
2018年6月、茨城放送よかっペラジオの公開収録に出演した遠藤が活動再開を宣言。公式BBSにて活動再開を改めて発表した[7]。
2019年秋、アルバム『Mother』をリリースする。
バンドが茨城から東京に進出したころからバンドの音楽性と遠藤の精神の闇の部分がリンクし始めたとのこと[1]。
深いリヴァーブと激しいディストーションがかかったギター・サウンドで[8]、時に童謡的フレーズや行進曲のようなリズムが刻まれる曲調がある[9]。
生と死をテーマにした歌詞は時には曲よりも比重を置かれる[3]。歌詞について作詞を手掛けている遠藤は人間の一番ネガティブな部分である「死」「悲しみ」「滅亡」に対する恐怖心、それらが存在するゆえに、人間の一番ポジティブな部分である、人間が「生きよう」とする力や、「生きる」ことで何かを見出そうとする力が秘められている事を感じとって欲しい、といった内容を述べている。また、生きている実感を得るために、僕達は死ぬまで死を恐れ続け、そして死ぬまでそんな唄を唄い続けるだろう、とホームページのコラム上で語っている[10]。
2ndアルバム『赤き生命欲』ではカニバリズムや原爆といったタブーに切り込んでいる[9]。
曲作りはヴォーカルのメロディラインは遠藤がつくってそれをメンバーみんなで加工していくといった過程で進めていくとのこと[3]。