FIRST LEGO League | |
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今シーズン・大会: SUBMERGED(2024-2025) | |
競技 | STEM |
創立 | 1998年 |
会長 | ローレンス・コーエン |
モットー | "More Than Robots" |
参加チーム | 38,609チーム(2019-2020) |
国 | 107カ国(2018-2019) |
テレビ局 | NASA TV |
関連大会 | FIRST Robotics Competition FIRST Tech Challenge FIRST Lego League Explore |
創立者 | ディーン・ケーメン |
公式サイト | www |
FIRST®︎ LEGO®︎ League(FLL)(ファースト レゴ リーグ)は、米国のNPO法人・非営利団体FIRST(For Inspiration and Recognition of Science and Technology)が主催する、小・中学生(米国とカナダでは9-14歳、その他の地域では9-16歳)を対象とした、世界最大のSTEMの教育プログラム、競技会。[1]
日本国内では2004年より開催され、NPO法人青少年科学技術振興会(FIRST JAPAN)[2]が運営する。
FLLでは、FIRSTのコアバリューに基づき、テーマに応じた社会問題研究・解決プロジェクトや、自律型ロボットの設計・製作・プログラミングを通したロボット競技に挑戦する。参加者はこれらの活動を通し、STEM(科学、技術、工学、数学)概念の習得に加え、批判的思考やチームビルディング、さらにプレゼンテーションのスキル等の開発を行うほか、Gracious Professionalism®を理解し実践する。
従来は9~16歳を対象としたFLLと6~10歳を対象としたFLL Jr.の2大会が開催されていたが、2019-2020シーズンより大会の再編が行われ、現在はFLL Discover、FLL Explore、FLL Challengeの3プログラムが開催されている。本ページでは主に、9~16歳を対象としたプログラムであるFIRST LEGO League Challenge(旧称:FIRST LEGO League)について扱う。
FLLでは、FIRSTのコアバリューをプログラムの礎石と位置付けている。このコアバリューは、類似する他のプログラムと区別する基本的な要素とされ、コアバリューの実践を通し、友好的な競争と相互利益が異なる目標ではないこと、そして互いに助け合うことがチームワークの基礎であることを学ぶ。
Discovery: We explore new skills and ideas.(発見:私たちは新しいスキルとアイデアを探求します。)
Innovation: We use creativity and persistence to solve problems.(イノベーション:私たちは、問題を解決するために想像力を使い粘り強く続けます。)
Impact: We apply what we learn to improve our world.(影響:私達は学んだことを生かし、世界をより良くします。)
Inclusion: We respect each other and embrace our differences.(包含:私達はお互いに敬意を払い、違いを認め合います。)
Teamwork: We are stronger when we work together.(チームワーク:私達は一緒に活動することでより強くなります。)
Fun: We enjoy and celebrate what we do!(楽しむ:私達は活動を楽しみ、称え合います!)
毎シーズン、FIRSTから現実社会における科学的トピックに基づいたチャレンジ(テーマ)が発表される。10名以下のメンバーから構成されるチームはチャレンジに基づき、各大会までの期間で「コアバリュー」の実践をしながら、「ロボット競技」「プロジェクト」に挑戦する。大会ではこの3つの項目について、1つのロボット競技、3つの審査セッション(プレゼンテーション等による審査)の4種目で競技する。各種目はそれぞれ25%の配分として等しく扱われ、各種目の順位を総合して総合順位が決定される[4]。
シーズン | チャレンジ | 競技人口 | 参加チーム数 |
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1999-2000 | First Contact | 9,500 | 960 |
2000-2001 | Volcanic Panic | 15,000 | 1,540 |
2001-2002 | Arctic Impact | 18,500 | 1,902 |
2002-2003 | City Sights | 27,009 | 3,001 |
2003-2004 | Mission Mars | 42,000 | 4,331 |
2004-2005 | No Limits | 50,000 | 5,859 |
2005-2006 | Ocean Odyssey | 60,000 | 7,501 |
2006-2007 | Nano Quest | 90,000 | 8,847 |
2007-2008 | Power Puzzle | 109,410 | 10,941 |
2008-2009[5] | Climate Connections | 137,000+ | 13,705 |
2009-2010[6] | Smart Move | 147,000+ | 14,725 |
2010-2011[7] | Body Forward | 167,000+ | 16,762 |
2011-2012[8] | Food Factor | 183,000 | 18,323 |
2012-2013[9] | Senior Solutions | 204,000 | 20,430 |
2013-2014[10] | Nature’s Fury | 237,000 | 23,748 |
2014-2015[11] | World Class | 210,000 | 26,044 |
2015-2016[12] | Trash Trek | 232,000+ | 29,034 |
2016-2017[13] | Animal Allies | 248,000 | 31,079 |
2017-2018[14] | Hydro Dynamics | 280,000 | 35,033 |
2018-2019[15] | Into Orbit | 281,120 | 35,140 |
2019-2020[16] | City Shaper | - | 38,609 |
2020-2021[17] | RePLAY | 120,144 | - |
2021-2022[18] | CARGO CONNECT | 225,300+ | - |
2022-2023 | SUPERPOWERED[19] | - | - |
2023-2024 | MASTERPIECE | - | - |
2024-2025 | SUBMERGED | - | - |
2分30秒の競技時間でミッションをクリアし得点を競う。 シーズンの初頭、参加登録を行ったチームに、主催者から競技のキットが配送される。キットには、競技フィールドのマットであるフィールドマット、フィールド上のミッションモデルを構成するレゴのパーツ(以上を総称してチャレンジセット (旧称:フィールドセットアップキット))、組み立て説明書等が含まれる。また、フィールドマット上の各モデルについて課題をクリアするミッションのリストが与えられる。ミッションの一例として、あるモデルから部品を回収し、指定された他のモデルの中に移動させるといった作業が挙げらる。各ミッションはそれぞれ、シーズンのチャレンジ(テーマ)に基づくストーリーをもち,テーマに関する問題の解決やそのための技術等がモデル化されている。
ロボットは外部からの操作を受けず、自律的に制御されなければならない。この条件のもとで、チームはミッションを完了する方法や戦略を自由に決めることができる。競技時間は2分30秒であり、この時間内にミッションをクリアする競技がロボットゲームと呼ばれる。各チームは、シーズン開始から大会までの期間に、チャレンジを分析し、与えられたミッションをクリアするためのロボットやプログラムを設計・構築する。コントローラやモータ、センサ等の電子部品に関しては、LEGO エデュケーション SPIKE プライムやMINDSTORMSのみの使用が許され、非電子部品については全てのレゴ製品の利用が認められている[20]。
大会ではロボットゲームが各チーム3ラウンドずつ行われる。3ラウンドのうち最高得点がチームのスコアとして記録され、スコアが高い順に順位を競う。
コアバリューは、シーズンを通したすべての活動において、チームがFIRSTのコアバリューをどのように発揮し協働するかについて決定できるように設計されている。チームはコアバリューの価値をどのように体現するかについて話し合うことが求められる。 大会における評価としては、3分間のコアバリューの審査セッションに加え、ロボットゲームや審査セッションを含むすべての活動を通じた評価がなされる[21]。審査セッションでは、新しい課題に直面した際にどのようにチームとして協力するかについて確認するために、審査セッション内で与えられた課題に取り組むことが要求される場合もある。
チームはシーズンを通してプロジェクトに取り組む。シーズンのテーマに関する問題について調査・明確化し、問題に対する革新的な解決策を考案する。その上で解決策について専門家や当事者と共有し実現可能性を立証することなどが求められる。大会での評価としては審査セッションが行われ,チームは5分間のプレゼンテーションと質疑応答を行う[4]。
チームはロボットの機械設計、プログラミング、戦略と革新性を示す。大会での評価としては審査セッションが行われ,上記の項目について、5分間のプレゼンテーションと質疑応答を行う[4]。
例年12月中旬に開催され、上位チームは日本大会への出場権を獲得する。東京、大阪、名古屋、福岡など、参加チーム数に応じて各地で開催される。
例年2月中旬に東京都(東京大学本郷キャンパス)で開催され、世界大会へ出場する日本代表チームが決まる大会。各地方大会を勝ち抜いた上位チームに出場権が与えられる。チャンピオン賞、トータルプレゼンテーション賞、ロボットパフォーマンス賞、石田晴久先生賞等、複数の賞が授与される。
シーズン | ディレクターズ賞 | ロボットパフォーマンス賞 | トータルプレゼンテーション賞 | ||
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2004-2005[22] | 青葉台A | 青葉台A | |||
2005-2006[23] |
SAP Eleven |
SAP Edisons | 奈良教育大学附属中学校 | ||
2006-2007[24] |
奈良教育大学附属中学校 |
奈良教育大学附属中学校 | Edisons | ||
2007-2008[25] |
奈良教育大附属中学校 |
Eleven | ithinkplus Alpha |
シーズン | チャンピオン賞
総合優勝 |
チャンピオン賞
総合2位 |
チャンピオン賞
総合3位 |
ロボットパフォーマンス賞 | トータルプレゼンテーション賞 | 石田晴久先生賞 |
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2008-2009 | Edisons | 奈良教育大学附属中学校 | SAPEdisons | TOIN ROBOTICS Zero | ||
2009-2010 | Universal Serial Bus | SAP Edisons | T字路を直進せよ | SAP Edisons | SAP ピラメキ☆セブン | |
2010-2011 | Universal Serial Bus | FIRST FUJISAN | Falcons | SAP Edisons | 奈良教育大学附属中学校 | |
2011-2012 | Falcons | T字路を直進せよ | FIRST FUJISAN | Falcons | Universal Serial Bus | FICTIONS |
2012-2013 | Falcons | FIRST FUJISAN | FICTIONS | Falcons | Tokyo Lego Team | ムサシコスギがこんなに強いわけがない |
2013-2014[26] | 奈良教育大学附属中α | TRY☆SKY | 奈良教育大学附属中β | 奈良教育大学附属中α | 奈良教育大学附属中β | ブルースター |
2014-2015 | FIRST FUJISAN | Climbers | fabulous party | Climbers | 帝塚山α | からくり人形 |
2015-2016 | Universal Serial Bus | FIRST FUJISAN Challenge | FIRST FUJISAN Quest | Universal Serial Bus | FIRST FUJISAN Challenge | 帝塚山α |
2016-2017 | Tokyo Lego Team | FIRST FUJISAN ROAR | Over clock | Tokyo Lego Team | FIRST FUJISAN ROAR | Friends Fab |
2017-2018 | FIRST FUJISAN | Otemon Space Challenger | 3πr.inc | Otemon Space Challenger
3πr.inc[27] |
FIRST FUJISAN | FUJ7 |
2018-2019 | FIRST FUJISAN+ | North Japan | Friends Fab | FIRST FUJISAN+ | FIRST FUJISAN+ | TEAM NARIOKA Ⅱ |
2019-2020 | FIRST FUJISAN Truss | RS7 | Friends Fab | RS7 | FIRST FUJISAN Truss | ビッグベアー |
2020-2021[28] | FIRST FUJISAN Jump | GKA Dream Builders | RS | FIRST FUJISAN Jump | BIG BEAR | |
2021-2022[28] | 今、鎌倉。 | FIRST FUJISAN Wing | 奈良教育大学附属中学校Shine | 今、鎌倉。 | Light Side Robotics | |
2022-2023 | FIRST FUJISAN Infinity | Light Side Robotics | RS | tezukayama-ACE | 近高ハナミヤ | |
2023-
2024 |
Last Higashiyamars | Yukikaze Tech Utari | TSKY | Last Higashiyamars | ブルーデージー |
FLLの国際大会は、例年複数カ国で開催される。うち、World Festival、Open ChampionshipはFLLのトップコンペティションとされる。
FLL World Festivalは、FIRSTが主催・運営する唯一の大会で、各国・地域のチャンピオンチームが集う、最高峰のトップコンペティション。FIRST Championshipのひとつとして例年4月に開催され、同会場ではFRC、FTC、FLL Exploreのトップコンペティションも同時に行われる。FIRST Championshipの開催期間には、70カ国以上から4大会の参加者を含む7万人以上の関係者らが訪れる。
米国の都市で開催され、2010年まではアトランタ(ジョージア州)のジョージア・ドームにて、2011年から2016年まではセントルイス(ミズーリ州)のエドワード・ジョーンズ・ドームなどで開催された。大会規模の拡大に伴い、2017年以降は2都市で開催され、2019年まではヒューストン(テキサス州)のジョージ・R・ブラウン・コンベンション・センターとミニッツメイド・パーク、デトロイト(ミシガン州)のコボ・センターとフォード・フィールドにおいて開催された。2022年以降は、ヒューストン(テキサス州)のジョージ・R・ブラウン・コンベンション・センターの1都市にて開催されている。2027年まで同会場で開催されることが発表されている[30]。
開催年 | 大会 | 日本チームの成績 | ||||
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開催都市 | 日程 | チーム | 賞 | 順位 | ||
2004 | アトランタ(ジョージア州) | 不明 | ||||
2005 | アトランタ(ジョージア州) | 不明 | ||||
2006 | アトランタ(ジョージア州) | 4月26日〜29日 | SAP Edisons | 不明 | Teamwork Award | - |
2007 | アトランタ(ジョージア州) | 不明 | 奈良教育大学附属中学校 | 不明 | - | - |
ithinkplus robotics | 不明 | - | - | |||
2008 | アトランタ(ジョージア州) | 不明 | Eleven | 不明 | - | - |
2009 | アトランタ(ジョージア州) | 4月15日〜18日 | Edisons | 不明 | - | - |
2010 | アトランタ(ジョージア州) | 不明 | Universal Serial Bus | 不明 | - | - |
2011 | セントルイス(ミズーリ州) | 不明 | Universal Serial Bus | 不明 | - | - |
2012 | セントルイス(ミズーリ州) | 4月25日〜28日 | Falcons | 15650 | Champion's Award[31] | 1位 |
Robot Performance Award | 2位 | |||||
2013 | セントルイス(ミズーリ州) | 4月24日〜27日 | Falcons | 15650 | Mechanical Design Award | 2位 |
2014 | セントルイス(ミズーリ州) | 4月23日〜26日 | 奈良教育大学附属中学校 | 不明 | - | - |
2015 | セントルイス(ミズーリ州) | 4月22日〜25日 | FIRST FUJISAN | 22950 | Robot Strategy & Innovation Award[32] | 1位 |
2016 | セントルイス(ミズーリ州) | 4月27日〜30日 | Universal Serial Bus | 不明 | - | - |
2017 | セントルイス(ミズーリ州) | 4月26日〜29日 | Tokyo Lego Team | 不明 | Teamwork Award | 2位 |
ヒューストン(テキサス州) | 4月19日〜22日 | |||||
2018 | ヒューストン(テキサス州) | 4月18日〜21日 | ||||
デトロイト(ミシガン州) | 4月25日〜28日 | FIRST FUJISAN | 37289 | Champion's Award[33] | 2位 | |
2019 | ヒューストン(テキサス州) | 4月17日〜20日 | ||||
デトロイト(ミシガン州) | 4月24日〜27日 | FIRST FUJISAN | 不明 | - | - | |
2020 | ヒューストン(テキサス州) | 4月15日〜18日[34] | ||||
デトロイト(ミシガン州) | 4月29日〜5月3日[34] | |||||
2021 | ヒューストン(テキサス州) | 開催中止[34] | ||||
デトロイト(ミシガン州) | 開催中止[34] | |||||
2022 | ヒューストン(テキサス州) | 4月20日〜23日 | FIRST FUJISAN | 55442 | Champion's Award[35] | 2位 |
2023 | ヒューストン(テキサス州) | 4月19日〜22日 | FIRST FUJISAN | 不明 | - | - |
2024 | ヒューストン(テキサス州) | 4月17日〜20日 | Last Higashiyamars | 不明 | Robot Design Award | Finalists |
2006年から2017年まで毎年開催された、World Festivalに次ぐFLLのトップコンペティション。Open European Championship(OEC)の名称でヨーロッパ諸国を中心に開催された。ヨーロッパ圏外で開催されたのは、2008年の東京大会(Open Asian Championship)、2015年のヨハネスブルグ大会(Open Africa Championship)のみ。2017年のオーフス大会を最後にOpen Championshipの名称は変更され、FLLのトップコンペティションはWorld Festivalに一本化されている。
開催年 | 大会 | 日本チームの成績 | ||||||
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開催都市 | 日程 | 出場 | 区分 | チーム | 賞 | 順位 | ||
国 | チーム | |||||||
2006 | アイントホーフェン(オランダ) | 5月6日〜7日 | 27 | 84 | OEC | |||
2007 | ボードー(ノルウェー) | 5月16日〜21日 | 26 | 66 | OEC | Edisons | Champion's Award | 2位 |
Presentation Award | 2位 | |||||||
2008 | 東京(日本) | 4月27日〜29日 | 25 | 58 | OAC[36] | 奈良教育大学附属中 | Robot Dependability Award | - |
2009 | コペンハーゲン(デンマーク) | 5月1日〜3日 | 29 | 55 | OEC | |||
2010 | イスタンブール(トルコ) | 6月2日〜3日 | 不明 | 56 | OEC | TOIN ROBOTICS Jr. | Programming Award | - |
2011 | デルフト(オランダ) | 6月2日〜4日 | 不明 | 67 | OEC | |||
2012 | マンハイム(ドイツ) | 6月6日〜9日 | 35+ | 67 | OEC | T字路を直進せよ | Robot Game Award | 2位 |
2013 | パーダーボルン(ドイツ) | 5月7日〜10日 | 35+ | 54 | OEC | FIRST FUJISAN | Project Best Research Award | 1位 |
2014 | パンプローナ(スペイン) | 5月28日〜31日 | 41 | 95 | OEC | TRY☆SKY | Gracious Professionalism Award | - |
2015 | ヨハネスブルグ(南アフリカ共和国) | 5月5日〜7日 | 不明 | 不明 | OAC[37] | FIRST FUJISAN | Robot Strategy & Innovation Award | 1位 |
2016 | テネリフェ(スペイン) | 5月4日〜7日 | 40 | 89 | OEC | 帝塚山α | Entrepreneurship Award | 3位 |
2017 | オーフス(デンマーク) | 5月25日〜28日 | 50 | 118 | OEC | FIRST FUJISAN | Robot Strategy & Innovation Award | 1位 |
開催年 | 開催都市 | 日程 | 出場 | 大会名 | 日本チームの成績 | ||
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国 | チーム | チーム | 賞 | ||||
2008 | ミネアポリス(米・ミネソタ州) | 5月1日〜3日 | 不明 | 不明 | International Open | ||
2009 | デイトン(米・オハイオ州) | 5月7日〜9日 | 不明 | 60 | United States Open | ||
2010 | 高雄(台湾) | 5月6日〜8日 | 24 | 64 | Open International Championship | ||
2011 | カールスバッド(米・カリフォルニア州) | 3月21日〜22日 | 不明 | 76 | North American Open | ||
2012 | フロリダ(米・フロリダ州) | 5月3日〜6日 | 不明 | 不明 | World indevitational Open | FICTIONS | Gracious Professionalism Award 1st Place |
2012 | カールスバッド(米・カリフォルニア州) | 5月18日〜20日 | 不明 | 不明 | North American Open | ||
2013 | シドニー(オーストラリア) | 7月4日〜6日 | 12 | 30 | Asia Pacific Open Invitational | FICTIONS | People's Choice |
2014 | トロント(カナダ) | 6月4日〜7日 | 不明 | 72 | International Open Canada | Bw2 | Most Artistic Booth Award |
2015 | フェイエットビル(米・アーカンソー州) | 5月14日〜17日 | 不明 | 72 | Razorback Open Invitational | Climbers | Robot Performance Award 1st Place |
Robot Mechanical Design Award 1st Place | |||||||
からくり人形 | Participation Award | ||||||
2015 | シドニー(オーストラリア) | 7月10日〜12日 | 不明 | 40+ | Asia Pacific Open Invitational | ||
2016 | フェイエットビル(米・アーカンソー州) | 5月19日〜22日 | 不明 | 不明 | Razorback Open Invitational | TRY☆SKY | Project Innovative Solution Award 3rd Place |
2016 | セブ(フィリピン) | 6月1日〜4日 | 不明 | 不明 | Philippine Islands Invitational | Tokyo Lego Team | Programming Award |
2016 | シドニー(オーストラリア) | 7月3日〜5日 | 不明 | 不明 | Asia Pacific Open Invitational | 侍7 | Champion's Award 1st place |
2017 | フェイエットビル(米・アーカンソー州) | 5月18日〜21日 | 不明 | 不明 | Razorback Open Invitational | Otemon Space Challenger | 不明 |
FIRST FUJISAN | Project Innovative Solution Award 3rd Place | ||||||
2017 | カールスバッド(米・カリフォルニア州) | 5月19日〜21日 | 不明 | 不明 | North American Open | Over clock | Gracious Professionalism Award 2nd Place |
2017 | バース(イングランド) | 6月21日〜25日 | 不明 | 不明 | International Open | ||
2017 | シドニー(オーストラリア) | 7月6日〜9日 | 不明 | 不明 | Asia Pacific Open Invitational | ||
2018 | デブレツェン(ハンガリー) | 5月16日〜19日 | 不明 | 不明 | Open Invitational Central Europe | ||
2018 | フェイエットビル(米・アーカンソー州) | 5月17日〜20日 | 不明 | 不明 | Razorback Open Invitational | BWW | Robot Performance Award 5th place |
Robot Mechanical Design Award 2nd place | |||||||
2018 | カールスバッド(米・カリフォルニア州) | 5月18日〜20日 | 不明 | 不明 | LEGOLAND California International Open | Otemon Space Challenger | Champion's Award 1st place |
2018 | タリン(エストニア) | 6月6日〜8日 | 不明 | 不明 | Estonia Open International | ||
2018 | シドニー(オーストラリア) | 7月5日〜8日 | 不明 | 不明 | Asia Pacific Open Invitational | ||
2019 | ビブロス(レバノン) | 5月13日〜17日 | 35 | 72 | Open International Lebanon | Infinite Rockets | Strategy & Innovation Award Champion |
Fabulous Party | Mechanical Design Award | ||||||
2019 | フェイエットビル(米・アーカンソー州) | 5月16日〜19日 | - | - | Razorback Open Invitational | ||
2019 | カールスバッド(米・カリフォルニア州) | 5月17日〜19日 | - | - | LEGOLAND California International Open | BWW | Robot Performance Award 1st place |
2019 | イズミル(トルコ) | 5月22日〜25日 | - | - | Open International Turkey | ||
2019 | モンテビデオ(ウルグアイ) | 5月30日〜6月1日 | - | - | Plan Ceibal International Open | ||
2019 | シドニー(オーストラリア) | 7月4日〜7日 | - | - | Asia Pacific Open Invitational | YSFH Light Side Robotics | Mechanical Design Award 2nd Place |
2019 | フェアモント(米・ウェストバージニア州) | 7月12日〜14日 | - | - | Mountain State Open Invitational | ||
2020 | ピッツバーグ(米・ペンシルベニア州) | 4月18日〜19日 | 20 | 48 | Virtual Open Invitational | FIRST FUJISAN | Robot Design Award 2nd place |
2021 | ピッツバーグ(米・ペンシルベニア州) | 6月12日〜20日 | 30 | 79 | Virtual Open Invitational | FIRST FUJISAN | Champions Award Winner |
2021 | テッサロニキ(ギリシャ) | 6月24日〜27日 | 117 | 200 | Virtual Open Invitational Greece | FIRST FUJISAN | Engineering Excellence Award 1st Place |
Robot Performance Award 4th Place | |||||||
BIG BEAR | Innovation Project Award 4th Place | ||||||
2021 | シドニー(オーストラリア) | 7月23日〜25日 | 11 | 41 | Asia Pacific Open Championships 2021 | GKA Dream Builders | Robot Design Award 2nd Place |
2022 | フェイエットビル(米・アーカンソー州) | 5月19日〜22日 | - | 80 | Razorback Open Invitational | Light Side Robotics | Robot Performance Award 5th Place |
2023 | マラケシュ(モロッコ) | 5月18日〜21日 | 42 | 66 | Morocco Open International 2023 | Light Side Robotics | Champion's Award 3rd Place |
Robot Performance Award 2nd Place | |||||||
Coach/Mentor Award | |||||||
2023 | フェイエットビル(米・アーカンソー州) | 5月18日〜21日 | - | 80 | Razorback Open Invitational | FIRST FUJISAN | Robot Alliance Challenge 3rd Place |
2023 | シドニー(オーストラリア) | 6月29日〜7月2日 | - | - | Asia Pacific Open Championship | TSKY | Champions Award 2nd Place |
2024 | ボーデ(ノルウェー) | 5月13日〜5月17日 | - | - | Open European Championship | Yukikaze Tech Utari | Robot Design Award 3rd Place |
2024 | ロングビーチ(米・カリフォルニア州) | 5月31日〜6月2日 | - | - | Western Edge Open | ||
2024 | ウースター(米・マサチューセッツ州) | 6月7日〜6月9日 | - | - | WPI Open Invitational | Tezukayama ACE | Judges Award Winner |
2024 | デイトナビーチ(米・フロリダ州) | 6月19日〜6月23日 | - | - | Florida Sunshine Invitational | TSKY | Champions Award 1st Place |
Robot Performance Award 1st Place | |||||||
2024 | シドニー(オーストラリア) | 7月4日〜6日 | - | - | Asia Pacific Open Championship | FIRST FUJISAN | Engineering Excellence Award |
RS | Robot Alliance Challenge 1st Place | ||||||
Motivate Award 1st Place |
2010-2011年(Food Factor)シーズンからFIRSTが運営し、プロジェクトを通して革新的なソリューションを生み出したチームに与えられる賞。FLLに参加する全チームが受賞の対象で、各国・地域からノミネートされた「Innovative Solution」カテゴリにおけるトップチームのうち、20チームがセミファイナリストとして選出される。ロボット競技等とは分離して選考が進められるため、それらの成績は影響せず、革新的で優れたソリューションを生み出したチームが選出される。日本からは例年、日本大会においてイノベーションプロジェクト賞を受賞したチームがノミネートされる。
セミファイナリストは、例年6月にサンノーゼ(カリフォルニア州)において開催される、イノベーションに焦点を当てたワークショップや最終審査、表彰式を含むイベントに参加することができる。イベントでは、マーケティング、知的財産、プレゼンテーションをはじめとする、生涯にわたる思考スキルの指導や、各種リソースの提供など、ソリューションの推進に向けた各種プログラムが行われる。
優勝チームには2万ドル、次点チームには5千ドルの賞金が授与され、さらなるソシューションの発展が期待される。
4歳~6歳を対象としたプログラム。2018-2019シーズンにパイロットプログラムとしてFLL Jr. Discovery Editionが展開され[39]、2019-2020シーズンより正式に導入された。幼児を対象にした、学びの習慣を育てるSTEMの導入プログラムとして位置付けられている。FLLのテーマについて思考を深め、レゴのインスパイアセットでモデルを作り、アイデアをスケッチをするといった活動を通し、チームワークや創造性、コミュニケーション能力を育てることを目的としている[40] 。
6歳~10歳を対象としたプログラム。2004~2005シーズンからパイロットプログラムが開始され、2007-2008シーズンに前身となるFLL Jr.が正式にローンチし、20019-2020シーズンよりFLL Exploreに再編・改称された。STEMを楽しく学ぶことをコンセプトに開催されている。チームは2~6人により構成され、テーマに沿ったプロジェクトを行う。プロジェクトについて説明するためにレゴのモデルをつくり、ポスターによるプレゼンテーションを行う。モデルにはLEGO エデュケーション SPIKE ベーシックやWeDo 2.0を用いることができる[41]。