ジャンル | アクションパズル |
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対応機種 |
PC(Windows, MacOS, Linux) Nintendo Switch PlayStation 4 iOS(13.0以降)[1] |
開発元 | Bedtime Digital Games |
発売元 |
Bedtime Digital Games UNTIES(ソニー・ミュージックエンタテインメント) |
発売日 |
PC:2017年9月22日[2] Switch 2018年6月27日[3] 2018年6月28日[4] 2019年4月25日[5] PS4 2019年4月25日[6] 2019年5月14日[7][8] iOS:2019年11月28日[9] |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象)[5][6] ESRB [Switch] E10+(10歳以上)[3] [PS4] T(13歳以上)[7] PEGI:12[4][8] USK:6(6歳未満提供禁止)[10][11] iOS:9+[1] |
コンテンツアイコン |
ESRB [Switch] Crude Humor, Fantasy Violence, Language, Mild Blood[3] [PS4] Crude Humor, Fantasy Violence, Language[7] PEGI:Language[8] iOS:まれ/軽度なアニメまたはファンタジーバイオレンス, まれ/軽度なホラーまたは恐怖に関するテーマ, まれ/軽度な過激な言葉遣いまたは下品なユーモア[1] |
『Figment』(フィグメント)は、デンマークのインディーゲームスタジオBedtime Digital Gamesが開発したアクションパズルゲーム。
人間たちの潜在意識により形成された奇妙な世界を舞台に、住人のダスティー(Dusty)が相棒の鳥・パイパー(Piper)とともに冒険を繰り広げる。穏やかな世界に恐怖をばら撒き変質させようとする「悪夢」たちを追いながら、ダスティーは敵との戦闘や様々な謎解きを行い攻略を進めていく。
拠点の「大脳シティ」の周りにある3つのエリア「フリーダム諸島」「時計仕掛けの街」「神経経路」を探索し、3体の悪夢「病魔」「クモの女王」「喪失魔」を倒すことが本作の目的となる。エリアをクリアするごとに新たなエリアへ行けるようになる。
フィールドは斜め見下ろし視点で描写されている。フィールド上には、乗ると上下するリフトや前方に風を送る風車など様々な仕掛けがある。そのままでは作動しない仕掛けは、別の場所にあるバッテリーや操作ハンドルなどを手に入れて装着する必要がある。
ダスティーのアクションとして、序盤で手に入る剣による攻撃と素早い前転を行う。剣は力を溜めた後に周囲を強力に攻撃できるほか、剣で叩くことで作動する仕掛けも存在する。
ゲームの本筋とは別の収集要素として、誰かの「記憶」の断片が存在する。この「記憶」は、フィールド上の取りづらい場所にある場合や各所にある家の住人の悩みを解消することで手に入る場合などがある。大脳シティで「記憶」の内容を閲覧することができる。
Bedtime Digital Gamesは開発第1作目となるアクションパズルゲーム『Back to Bed』で賞を受賞したが、その際に、同様のスタイルのゲームを今後も続けるのかと尋ねられていた。『Back to Bed』は夢の中の世界を舞台としていたことから、プロジェクトリーダーのJonas Byrresenは「もっと深く行けばどうだろう」と自問し、夢が生まれる潜在意識の世界を舞台とすることにした。また、『Back to Bed』のプレイヤーの意見を踏まえ、型にはまったパズルゲームではなく、ストーリーを介して世界を探索するという形式をとった[12]。
本作は音楽がテーマの一つとなっており、ダスティーのアクションがBGMに影響を与えることがあるほか、要所で登場するボスキャラクターたちはミュージカル作品のように歌を歌いながら攻撃を仕掛けてくる。オーディオディレクターを務めたNiels Højgaard Sørensenは、サウンドデザイナーとゲームデザイナーの経験に加えStöj Snak名義でシンガーソングライターとしても活動しており、開発に参加する際、ゲーム内の世界の動きをリズムと結び付けること、およびボスたちに楽曲を持たせることを提案した。その後、Sørensenが実験的に最初のボス「病魔」の歌を作成したところ、詳細な説明をしつつキャラクターの印象付けにも繋がっておりうまく機能しているとして開発メンバーに好意的に受け入れられ採用に至った[12][13]。