MONOEYES

From Wikipedia (Ja) - Reading time: 7 min

MONOEYES
出身地 日本の旗 日本
ジャンル
活動期間 2015年 -
レーベル EMI Records
事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
公式サイト MONOEYES公式サイト
メンバー

MONOEYES(モノアイズ)は、日本ロックバンド。レーベルはユニバーサルミュージック内のEMI Records。

概要

[編集]

ELLEGARDENthe HIATUSでも活動する細美武士によって結成された[1][2]。スコット・マーフィー、一瀬正和、戸高賢史は当初は細美が自身のソロアルバムの制作のために呼んだメンバーだったが、その過程でバンドとして活動することが決まった[3][4]。細美曰く、「残りの3人が"細美のソロを手伝う"という気分で来てればソロだったし、"このバンド面白そうだ"ってバンドをやる気で来てたらバンドになるしってところだった」という[3]

細美がELLEGARDENの活動休止(2008年[5])後に立ち上げたthe HIATUSではメンバー全員で作曲を行なっており、また細美のボーカルも楽器パートのうちの1つという位置付けであるが[3]、細美自身としては、MONOEYESはボーカルをメインとし、歌詞も音の響きの面白さよりも内容を重要視しているとのことである[4]。1stアルバム『A Mirage In The Sun』は細美が作詞作曲の他に全パート分の楽譜をある程度下書きするなど、「とにかく人生で1回、自分で完璧に納得するところまで(一人で)やりたいから手伝ってくれ」という感覚でメンバーに接したという[6]。しかし2作目以降はそのような作り方をする気は無いと語っており、実際に2ndシングル『Get Up E.P.』からはスコット・マーフィーが手がけた楽曲も収録されるようになっている[6]

バンド名はTVアニメ機動戦士ガンダム」に登場するジオン軍モビルスーツに共通の特徴であるモノアイ(単眼)に由来し、ガンダム世代の細美が名付けた[注 1][3][7]。「S」を付けたのは語感から[3]

メンバー

[編集]

略歴

[編集]
  • 2015年
    • 5月13日、バンド名、メンバー発表[8]
    • 6月24日、1st EP『My Instant Song E.P.』をリリースし、デビューを果たす。
    • 7月29日、1stアルバム『A Mirage In The Sun』をリリース。
    • 7月30日-11月6日、全30公演のツアー「A Mirage In The Sun Tour 2015」を敢行。一部公演にはゲストバンドが招致された。
    • 9月12日-17日、Fire Ex.、THORNAPPLEらと共にアジア3ヵ所を巡るサーキットツアー「Far East Union Vol.1」を開催した。
    • 11月24日-12月20日、全10公演のツアー「Cold Reaction Tour 2015」を開催。なお、11月24日のZepp Divercity公演のみ、ゲストバンドとしてJOHNSONS MOTORCARが参加した。
  • 2016年
    • 3月9日、1st DVD&Blu-ray『MONOEYES Cold Reaction Tour 2015 at Studio Coast』をリリース。2015年に行われたツアー「Cold Reaction Tour 2015」の12月17日の新木場スタジオコースト公演の模様が収録されている。
    • 10月26日、2nd EP『Get Up E.P.』をリリース[9]
    • 10月31日-12月22日、全22カ所を回る「Get Up Tour 2016」を開催[9]
  • 2017年
    • 7月5日、2ndアルバム『Dim The Lights』をリリース[10]
    • 7月12日-10月21日、全28公演のツアー「Dim The Lights Tour 2017」を開催。
  • 2018年
    • 5月1日 - 7月6日、全23公演の対バンツアー「Mexican Standoff Tour 2018」を開催[11]
  • 2019年
    • 11月6日、3枚目のEPとなる『Interstate 46 E.P.』を発売。また、これに合わせて全15公演の「Interstate 46 Tour 2019」を11月14日から12月18日にかけて開催。
  • 2020年
    • 9月23日、3rdアルバム『Between the Black and Gray』をリリース。
    • 10月1日 - 12月2日、「MONOEYES Semi Acoustic Tour 2020」を開催。
    • 10月19日、無観客配信ライブ「Between the Black and Gray Live on Steaming 2020」を日本武道館で開催。
  • 2021年
    • 8月1日 - 11月21日、有観客としては初となる日本武道館公演(11月2日)を含む全31公演のツアー「Between the Black and Gray Tour 2021」を開催。

ディスコグラフィー

[編集]

シングル

[編集]
発売日 タイトル 規格品番 収録曲 最高位
1st 2015年6月24日 My Instant Song E.P. UPCH-80405 4位
2nd 2016年10月26日 Get Up E.P. UPCH-80452 11位
3rd 2019年11月6日 Interstate 46 E.P. UPCH-80525 7位

アルバム

[編集]
発売日 タイトル 規格品番 収録曲 最高位
1st 2015年7月29日 A Mirage In The Sun UPCH-20397 3位
2nd 2017年7月5日 Dim The Lights UPCH-20454 5位
3rd 2020年9月23日 Between the Black and Gray UPCH-20560 6位

DVD・Blu-ray

[編集]
発売日 タイトル 規格品番 収録曲 最高位
1st 2016年3月9日 MONOEYES Cold Reaction Tour 2015 at Studio Coast UPBH-20154(DVD)
UPXH-20040(Blu-ray)
4位
2nd 2018年3月28日 MONOEYES 「Dim The Lights Tour 2017 at Studio Coast」 UPBH-20204(DVD)
UPXH-20040(Blu-ray)

参加作品

[編集]
発売日 タイトル 規格品番 収録曲 最高位
2017年10月18日 PAUSE 〜STRAIGHTENER Tribute Album〜 TYCT-69121 (初回限定盤)
TYCT-60109 (通常盤)
ROCKSTEADY 9位
2020年4月19日 MUSIC UNITES AGAINST COVID-19 Red Light

公式バンドスコア

[編集]

シンコーミュージック・エンタテイメントより発売。

ミュージックビデオ

[編集]
公開日 監督 曲名 備考
2015年6月22日 フカツマサカズ My Instant Song
2015年7月28日 フカツマサカズ Run Run
2016年3月7日 瀬里義治 "When I Was A King" from「MONOEYES Cold Reaction Tour 2015 at Studio Coast」
2016年10月24日 瀬里義治 Get Up
2017年6月30 フカツマサカズ Free Throw
2017年7月3日 JEREMIE CARREON&JASMINE UNG Two Little Fishes Motion Design: Jeremie Carreon & Jasmine Ung
2018年3月23日 野田竜司 “Get Up” from「Dim The Lights Tour 2017 at Studio Coast」
2019年11月4日 大喜多正毅 Interstate 46

その他

[編集]
公開日 タイトル
2016年3月4日 "MONOEYES Cold Reaction Tour 2015 at Studio Coast" Trailer
2018年3月14日 “Dim The Lights Tour 2017 at Studio Coast” Trailer

ライブ

[編集]

ツアー

[編集]
  • 主催ツアーについて記載
日程 タイトル 公演規模・会場(対バン) 備考
2015年
7月21日7月22日 MONOEYES プレツアー
7月30日11月6日 A Mirage In The Sun Tour 2015
11月24日12月20日 Cold Reaction Tour 2015
2016年
10月31日12月22日 Get Up Tour 2016
2017年
7月12日10月21日 Dim The Lights Tour 2017
2018年
5月1日7月6日 Mexican Standoff Tour 2018
2019年
11月14日12月18日 Interstate 46 Tour 2019

出演イベント

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 本当はもっと長いバンド名を付けたかったが、考える余裕がなかったとのこと[3][4]

出典

[編集]
  1. ^ MONOEYESの記事まとめ”. 音楽ナタリー. 2018年7月16日閲覧。
  2. ^ MONOEYESの新着ニュース・新曲・ライブ・チケット情報”. BARKS. 2018年7月16日閲覧。
  3. ^ a b c d e f MONOEYES インタビュー(1ページ目)”. 激ロック. 激ロックエンタテインメント株式会社 (2015年7月23日). 2018年7月16日閲覧。
  4. ^ a b c MONOEYES インタビュー(2ページ目)”. 激ロック. 激ロックエンタテインメント株式会社 (2015年7月23日). 2018年7月16日閲覧。
  5. ^ 2018年に活動を再開している。
  6. ^ a b MONOEYES インタビュー(3ページ目)”. 激ロック. 激ロックエンタテインメント株式会社 (2015年7月23日). 2018年7月16日閲覧。
  7. ^ J-WAVE「TOKIO HOT 100」2015年6月28日放送
  8. ^ 細美武士、新バンド「MONOEYES」始動”. BARKS (2015年5月13日). 2018年7月16日閲覧。
  9. ^ a b MONOEYESが1年4カ月ぶり新作CD、22公演の全国ツアーも”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年9月5日). 2018年7月16日閲覧。
  10. ^ MONOEYES、2年ぶりアルバム携えツアー28公演”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2017年5月15日). 2018年7月16日閲覧。
  11. ^ MONOEYES、春のツアーでアジカン、ホルモン、MWAM、BRAHMANら17組と対バン
  12. ^ 4番手はMONOEYES”. マイナビニュース. 2020年3月26日閲覧。

外部リンク

[編集]

Licensed under CC BY-SA 3.0 | Source: https://ja.wikipedia.org/wiki/MONOEYES
2 views |
↧ Download this article as ZWI file
Encyclosphere.org EncycloReader is supported by the EncyclosphereKSF