作者 | アビナフ・アシュタナ, アンキット・ソブティ, アビジット・カーネ |
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最新版 |
v11
/ 2024年5月1日 |
種別 | ソフトウェアテスト |
ライセンス | プロプライエタリソフトウェア |
公式サイト |
www |
Postmanは、開発者がAPIを設計、構築、テスト、コラボレーションするためのAPIプラットフォームを提供するグローバルなソフトウェア企業である[1]。
3,000万人以上の登録ユーザーと50万以上の組織がPostmanを利用している[2]。
Postmanはまた、10万を超える公開APIのディレクトリであるPostman API Networkを管理しており、これは世界最大規模である[3]。
同社はサンフランシスコに本社を置き、東京と創業の地であるバンガロールにもオフィスを構えている。
Postmanは2012年、ソフトウェアエンジニアのアビナフ・アシュタナのサイドプロジェクトとして始まった[4]。彼はYahooバンガロールで働いていたとき、APIテストを簡素化したいと考えていた。彼は自分のアプリをAPIリクエストの「POST」をもじってPostmanと名付け、Chromeウェブストアで無料で提供した。
アプリの利用が拡大するにつれ、アビナフは元同僚のアンキット・ソブティとアビジット・カーネを招き、Postman Inc.の設立に協力させた。現在は3人の共同創業者が会社を率いており、アビナフが最高経営責任者 (CEO)、ソブティが最高技術責任者 (CTO) を務めている。
2023年、PostmanはAPIオブザーバビリティソリューションのAkitaを買収したと発表[5]。2024年、Postmanは開発者コミュニティ構築・管理ソリューションのOrbitを買収した[6]。
Postmanの機能は以下の通り:
Postman v11は2024年5月にリリースされた。技術系メディアで話題となった機能には、APIテストの生成、ドキュメント作成、デバッグ、データ可視化を支援するAI搭載アシスタントや、外部パートナーとのAPIコレクションの幅広い共有などがある[7]。
Postmanは、小規模チーム向けの無料オプションから、大企業やエンタープライズ向けの有料プランまで、段階的な価格設定を提供している。
Postmanは株式非公開で、Nexus Venture Partners、CRV、Insight Partners、Coatue、Battery Ventures、メアリー・ミーカーのBONDから資金を得ている。
2015年5月、同社は100万ドルのシードラウンドを調達。2021年8月、Postmanは56億ドルの評価額で2億2500万ドルのシリーズDラウンドを調達した。
Postmanは過去3年間、フォーブスの「Cloud 100」のメンバーに選ばれており、直近では42位にランクインしている[8]。