From Wikipedia (Ja) - Reading time: 3 min
| 『roka』 | ||||
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| 遊佐未森 の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | ロック、J-POP | |||
| レーベル | エピックソニー | |||
| プロデュース | 外間隆史 | |||
| チャート最高順位 | ||||
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| 遊佐未森 アルバム 年表 | ||||
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| 『roka』収録のシングル | ||||
『roka』(ろか)は、1997年2月1日にエピックソニーから発売された遊佐未森の10枚目となるオリジナルアルバム。
前作のオリジナルアルバム『アカシア』から1年後に発売された。プロデュースは外間隆史が担当し、コ・プロデュースとしてソニー・ミュージックエンタテインメント所属(当時)の福岡知彦が参加。アルバムタイトルおよび、シングルカット曲の曲名でもある「roka(ロカ)」は、「濾過」を意味する。
ジャケット写真は前作に引き続き植田正治が担当し、同じ鳥取砂丘で撮影された。ジャケットは一見モノクロに見えるが、虹の部分はカラーとなっている。また全体に銀色を重ねて印刷しており質感を表現している。
レコーディングはアイルランドのダブリンと東京で行われた。アルバム『水色』以来のナイトノイズ (Nightnoise) との共演となったが、楽曲制作面での関与はなく演奏のみの参加。また、アイルランド音楽の大御所ドーナル・ラニーもブズーキで参加している。アレンジは前作と同様、外間隆史と冨田恵一がペアを組んで担当している。
1997年1月22日に先行シングルとして『ハモニカ海岸』が発売された。カップリング曲は「クローバー」の英語バージョンを収録。同年6月21日に『ロカ』がシングルカットされ、スズキ・アルトのCMソングとして使用された。1996年6月21日発売のシングル『生活のプリン』は本アルバムには収録されなかったが、ベストアルバム『Do-Re-Mimo ~the singles collection~』に収録された。
次作『ECHO』からは東芝EMIに移籍し、本作がデビュー以来在籍したエピックソニーでの最後のオリジナルアルバムとなった。なおエピックソニーから発売された最後の作品はベストアルバム『still life』となる。
また、エピックソニーでデビュー当時から遊佐の才能を発掘し育て上げてきた音楽プロデューサーの福岡智彦が、同社在籍中にプロデュースした最後のアルバムともなった。
なお、「ロカ」のコーラス部分について遊佐未森は以下のようにコメントしている。[1]
「ロカ」のゲール語コーラスの歌詞は、
イーシュケ ア ラフタル
ジョラーンナ テルチェ ×2
です。
ポイントとしては、「イーシュケ」の「シュ」は 「シ」と「シュ」の間くらい。 「ラフタル」の「フ」は、あんまり発音しない。年 「テルチェ」の「チェ」は、「チュ」と「チェ」の間。 『古い井戸から、きれいな水が溢れてくる!』イメージで歌ってください。
今度「roka」やる時、ぜひご一緒に歌ってね! — 遊佐未森、from mimori 2009 (2009年8月23日)