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| 『SINGLES and STRIKES』 | |||||
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| 電気グルーヴ の ベスト・アルバム | |||||
| リリース | |||||
| 録音 | |||||
| ジャンル | |||||
| 時間 | |||||
| レーベル | キューンレコード | ||||
| プロデュース | 電気グルーヴ | ||||
| チャート最高順位 | |||||
| 電気グルーヴ アルバム 年表 | |||||
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| EANコード | |||||
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JAN一覧
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| 電気グルーヴ関連のアルバム 年表 | |||||
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| ミュージックビデオ | |||||
| 電気グルーヴ 『弾けないギターを弾くんだぜ』 - YouTube 電気グルーヴ 『Cafe de 鬼(顔と科学)』 - YouTube |
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『SINGLES and STRIKES』(シングルス・アンド・ストライクス)は、日本の音楽ユニットである電気グルーヴの1作目のベスト・アルバム。
2004年3月24日にキューンレコードからリリースされた。2001年に活動休止となった電気グルーヴ初のベスト・アルバムであり、電気グルーヴ関連のリリースとしてはセルフ・トリビュート・アルバム『The Last Supper』(2001年)以来およそ3年振りとなった。
ディスク1枚目の「SINGLES」には1991年から1999年までにリリースされた全シングルA面曲の他に新曲が収録されており、ディスク2枚目の「STRIKES」には「10年経った今でもイケる」という基準でメンバーが選曲した楽曲が収録された裏ベスト・アルバムとなっている。本作はオリコンアルバムチャートにおいて最高位第19位となった。本作以降、10枚目のアルバム『J-POP』(2008年)まで電気グルーヴのアルバムリリースは途絶えることとなった。
本作は1991年から1999年までにリリースされた電気グルーヴの全シングルA面曲を収録したベスト・コレクションとなる『SINGLES』と、「10年経った今でもイケるじゃん!」という基準でメンバー自らが選曲した裏コレクションとなる『STRIKES』の2枚を合わせた表裏一体のベスト・アルバムとなっている[8]。当初は「いまでも食べれるズ」という意味で仮タイトルは『シングルス&タベレルズ』となっていた[9]。『STRIKES』の制作動機について石野卓球は「作った当時の印象で“これはちょっとなぁ”って思ってたのが、いま聴いてみたらよかったとか。何年かにいっぺん、そういうサイクルがあるんだよな」と述べている[9]。
本作は2004年2月3日の時点で『Singles & Strikes 1991~1999』というタイトルのベスト・アルバムとして発表されていたが、2月5日の時点で『SINGLES and STRIKES』と改題されたことが発表された[8]。また、当初は『STRIKES』収録曲としてボックス・セット『PARKING』(1995年)のスペシャル8センチCDに収録されていた「ポポ(毛糸の帽子ミックス)」が7曲目に収録予定であったが、後に10曲目に「Wire,Wireless (radio)」が収録される形に変更されることが発表された[8]。その後本作は2004年3月24日にキューンレコードから2枚組CCCDにてリリースされ、初回限定盤は4面スペシャルデジパック仕様の豪華ブックレット2冊付となっていた。本作収録曲である「Cafe de 鬼(顔と科学)」のミュージック・ビデオは本作リリース前の3月22日に電気グルーヴの公式サイトにて試聴が開始された[16]。
本作のジャケットはシングルのジャケットを切り刻んだ状態のものを並べたデザインになっている[17]。アートワークを担当した田中秀幸によれば、本作のコンセプトに従ってシングルジャケットをシュレッダーにかけたものをアナログに貼り合わせた状態であるという[17]。砂原は後年指摘されるまでシングルのジャケットであると気づいておらず、「ただ単純にキレイな色を並べただけかと思ってた」と述べている[18]。内ジャケットに使用されている写真は「なるべく気持ち悪く」というメンバーからの依頼を受けて田中が加工している[17]。瀧はリミックス・アルバム『recycled A』(1998年)のCDトレイ下に掲載された砂原の顔写真に該当するのが、本作ブックレットに掲載された熱海市における瀧の「朴訥フェイス」と石野がピアノを弾きながら菓子を食べている写真であると述べている[17]。また内ジャケットに掲載されている石野と瀧の写真はアルバム『UFO』の裏ジャケットに使用されていた証明写真が流用されている[17]。
本作はオリコンアルバムチャートにおいて最高位第19位で登場週数は9回となった[7]。本作の初回限定盤の売り上げ枚数は電気グルーヴのアルバム売上ランキングにおいて第11位となっている[19]。本作はその後2005年7月27日に通常のCDにて、2009年9月2日にブルースペックCD仕様にて再リリースされた。
CDブックレットに記載されたクレジットを参照[5]。
| # | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 「Shangri-La」 | 電気グルーヴ | シルヴェッティ、電気グルーヴ | |
| 2. | 「ポポ (radio edit)」(Popo (radio edit)) | 石野卓球、ピエール瀧 | 石野卓球 | |
| 3. | 「ポケット カウボーイ (single edit)」(Pocket Cowboy (single edit)) | ピエール瀧 | 石野卓球 | |
| 4. | 「カメライフ (single mix)」(Kamelife (single mix)) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
| 5. | 「誰だ! (radio edit)」(Dareda! (radio edit)) | 石野卓球、ピエール瀧 | 石野卓球 | |
| 6. | 「スネークフィンガー」(Snake Finger) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
| 7. | 「N.O.」 | 石野卓球 | 石野卓球 | |
| 8. | 「Nothing's Gonna Change (short)」 | 石野卓球 | 石野卓球 | |
| 9. | 「虹 (short cut mix)」(Niji (short cut mix)) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
| 10. | 「Flashback Disco」 | 電気グルーヴ | 石野卓球 | |
| 11. | 「Mud Ebis〜800yen mix〜」 | 石野卓球 | 石野卓球 | |
| 12. | 「弾けないギターを弾くんだぜ」(Hikenai Guitar wo Hikundaze) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
合計時間: | ||||
CDブックレットに記載されたクレジットを参照[6]。また、3、6、10曲目はインストゥルメンタルとなっている。
| # | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 「CATV」 | 石野卓球 | 石野卓球 | |
| 2. | 「メカニカル娘」(Mechanical Musume) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
| 3. | 「Popcorn」 | ガーション・キングスレイ | ||
| 4. | 「ハングマン by SKELETON JOE」(Hangman by SKELETON JOE) | 髑髏錠次 | ボーン骨岡 | |
| 5. | 「モテたくて… by ギ・おならすいこみ隊」(Motetakute… by GI ONARASUIKOMITAI) | 天久聖一、ミスターMOTTE | 山田山男 | |
| 6. | 「Barong Dance」 | 石野卓球 | ||
| 7. | 「ノイ ノイ ノイ(先日のみちのくグルメツアーの件、御予算の都合上、ソフトボール大会とさせていただきますmix)」(Neu Neu Neu (soft ball mix)) | ピエール瀧 | 砂原良徳 | |
| 8. | 「スマイルレス スマイル」(Smileless Smile) | 石野卓球 | 石野卓球 | |
| 9. | 「Volcanic Drumbeats」 | 石野卓球、ピエール瀧 | 石野卓球 | |
| 10. | 「Wire,Wireless (radio)」 | 石野卓球 | ||
| 11. | 「Suppe Suppe Inbe Inbe (fan club mix)」 | ピエール瀧 | 石野卓球 | |
| 12. | 「Cafe de 鬼(顔と科学)」(Cafe de Oni (kao to kagaku)) | ピエール瀧、石野卓球 | 石野卓球 | |
合計時間: | ||||
CDブックレットに記載されたクレジットを参照[20][21]。
| チャート | 最高順位 | 登場週数 | 売上数 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 日本(オリコン) | 19位 | 9回 | - | [7] |
| No. | リリース日 | レーベル | 規格 | カタログ番号 | 備考 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2004年3月24日 | キューンレコード | CCCD | KSCL672〜3 | [22][23] | |
| 2 | 2005年7月27日 | CD | KSCL-856〜7 | [24][25] | ||
| 3 | 2009年9月2日 | BSCD | KSCL-20002〜3 | [26][27] | ||
| 4 | 2012年11月7日 | ソニー・ミュージックレーベルズ | AAC-LC | - | デジタル・ダウンロード | [28] |
| 5 | ロスレスFLAC | - | デジタル・ダウンロード | [29] |